小雨降る11月の午後、
両国にある江戸東京博物館で開催中の
「BOSTON美術館浮世絵名品展」に行ってきました。
パンフレット


保存状態が非常に素晴らしい作品が多く、
浮世絵の魅力を新たに確認できる展覧会でした。
パンフレットの表紙になっている歌川国政。
あまり知られていない版画家ですが、
この人の作品は素晴らしかったです、
表紙の「市川鰕蔵の暫」その存在感・・・
そして掲載しませんでしたが「松本米三郎」
その肌の質感・・・あまりにも美しいものを前にして
言葉を失ってしまいます。
東洲斎写楽「二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉」


幻の浮世絵師、写楽の作品も何点か展示されています。
なんとも形容しがたい雰囲気に引き付けられてしまいました。
この作品、ポストカードを買いそびれてしまい、
掲載できないかと思っていましたが、
運良くパンフレットの裏に載ってました。
国政の「市川鰕蔵」を買っていたので、
男の肖像を2枚も買うのはどうかな・・・と(笑)
歌川広重「東海道五拾三次之内 丸子 名物茶屋」


僕の大好きな広重も勿論、展示されていました♪
その中でも、この作品は状態が良く、広重特有の空気感、
そして気品のある色使いが際立っていました。
鈴木春信「女三宮と猫」


しかし、何といっても素晴らしかったのが春信。
これまでにも春信の版画は見たことがありますが、
状態の良い春信は、こんなにも素晴らしかったのかと
思いました。残念ながら画像で見ると、ほとんど
わからないと思いますが、実際の作品は信じられないほど
美しい色使い、そして筆使いで、そのあまりの繊細さと
優美さは、筆舌に尽くしがたかったです。
他にも歌麿や北斎など浮世絵の大家たちが勢ぞろいした感が
ある展覧会で、浮世絵の魅力を知るため、再確認するため
格好の展覧会だと思います。11/30まで
P.S.意外と混んでます・・・油断してました(苦笑)
行きの電車が遅延、帰りの電車も遅延で、
今日は合計で4時間くらい電車に乗っていた気がします。