釣りバカ日誌
1988年度作品
監督:栗山富夫
脚本:山田洋次/桃井章
原作:やまざき十三/北見けんいち
出演:西田敏行/石田えり/三國連太郎/山瀬まみ/谷啓
1980年以降の邦画を採り上げる「邦画のススメ」
第4回は栗山富夫監督「釣りバカ日誌」です。
ご存知、ハマちゃんスーさんの「釣りバカ日誌」です。
今では完全に娯楽作品と化した感がある「釣りバカ」ですが、
この第一作では文芸作品的な空気が濃厚に感じられます。
僕は「釣りバカ」の中でも特に13までの作品が好きで、
以降に監督を担当している朝原雄三氏の演出は
あざとさが感じられて苦手です。
やはり「釣りバカ」の最大の長所は何も考えず
気楽に繰り返し繰り返し見られる所でしょう。
その原点は、この第一作においても顕著に感じられます。
栗山監督の流れるような演出は芸術的ですらあります。
浅田美代子さんの〈みち子さん〉も味があって
僕は好きなのですが、この第1作を見終わった後には、
やはり石田えりさんの〈みち子さん〉が良いなあ。