押井守監督の作品は「イノセンス」以降
あまり興味をひかれていなかったが、
ここに至って決定的な破綻を迎えた。
なにより人物に魅かれるものがない、
生気の無い人形が喋っているようだ。
それが意図的であったとしても、
全ての登場人物が同じでメリハリが無い。
美しいが、薄っぺらで深みの無い世界、
たとえ伝えたいモノがあっても、
あんなに中身の無い絵では伝わらない。
頭では分かっても、心には響かないのだ。
原作は読んだことが無いが、
推察する限り、どうも原作の方が良さそうだ。
繰り返し登場する、
新聞に書かれた「讀賣」の2文字・・・
とってつけたような蛇足のエピローグ・・・。
何かが決定的に間違っている。
何故だろう・・・空を感じられない。
☆☆★