26日(月)、お昼前に名画館へ入っての2本立て、両者ともに時代劇仕立ての古い映画、リメイク版でもある。

1本目は小林正樹監督作品の『切腹』で1962年に劇場公開されたもの。

仲代達也や三国連太郎に加え岩下志麻・石浜朗や丹波哲郎といった往時のトップスターが起用され、武士の精神は単に組織を守るためだけのものという矛盾を描き出してる(ように思う)。映画はテンポ良く進み見応えあったが、確か以前に観たような或いは読んだような・・

中休み(この劇場、いつも1時半頃という変な時刻に休憩が入り、お昼食べる人も多い)を挟んで2本目は黒澤明の『乱』、これは1985年に公開されたものだ。

主演はこれも仲代達也で、他に原田美枝子・根津甚八・井川比佐志など懐かしい顔が出て来る。戦国の武将・一文字秀虎が3人の息子たちに家督を譲ろうとする部分から綻びが生じ、延々と戦いが続く・・

 

見終わった感想を言うなら、“人間同士の殺し合いは古代から延々。そんな人間の争そいごとには神仏の手も及び難い”であり、今もって相変わらず世界中で殺し合いが続いておる。監督の黒澤明が訴えたかった部分は他にもあるんだろうけど、画面はいささか悠長に過ぎ、製作費の割にはという印象は拭えなかった。

家督なんて言えば大袈裟だけど、僅かな遺産を分配するだけでも争いが避けられぬ事実はあろう。

この映画、三男の立場が明確じゃなかったように思えるのは、ストーリーの何処か見落としたかな?

 

5時間後に立ち上がり、久しぶりの居酒屋で熱燗と湯豆腐注文するも出汁が塩っぱく感じていけない、2本飲んだきりで立ち上がった。

今日は“野うさぎ”の日、妙法寺駅から旗振山経由して塩屋へ下り、なぎさの池へ立ち寄って垂水駅を目指す。