27日(木)は所用が出来て外出を止め、有吉佐和子の『悪女について』を読んだ。
古い古い昭和53年発行の本だから随分な汚れ、どのページも黄ばんでる上に、髪の毛なんかが挟まってたりしてゾッとする場面もある。
なんでこんな本に予約入れたのかと言えば、新聞の読書欄に載ったからだ。
今年の春だったと思うが、同じく有吉佐和子の『青い壺』がえらい評判になってたことに関連し、確かこれも“お薦め”として名が上がってたように記憶する。
『青い壺』は50年近く前の1977年に発行されたのだが、何故か2025年に文庫本のベストセラーとなり、今春の新聞でもかなりな大きさでその人気ぶりが報道されたから、ついつい釣られて購入したものだ。大して面白いとは思わなかったけど。
そんな影響もあってか、この『悪女について』も一ヶ月くらい待たされた。
富小路公子なる実に魅力的な女性、貧しい出自ながら実業家としてのし上がり、TVなどでも話題になる。その彼女が或る日に急死、それは自殺なのか他殺なのかと、彼女に関係する人物20数名の証言から人間性を浮かび上がらせつつ、あなたはどう思う?と読者に問い掛ける小説だ。
読後の感想は「んなもの悪女に決まってるではないか。公子は決して自殺など選ぶタイプじゃない、殺されたに違いない」だった。 これも大して面白くなかった。
ミヤマウズラの咲く時分かな? 思い切って出掛けようか、曇ってて蒸し暑いけど。
寒さには対策のしようもあるが暑さに打つ手は無く、迷いは毎日続く。
