9日(日)は大型台風14号の影響あってか、神戸の最高気温は31℃止まりでいささか過ごし易い。本来なら“どっか”歩くんだろうけど、翌日の“サギソウ探し”を踏まえて屋内残留を決める。

前日図書館から借りたばかりの『一芸一談』は、先に読んだ『米朝置土産一芸一談』

の前編とも言うべき一種の“資料本”で、登場する11人の多くは昭和の前半に活躍された高齢者、だからその名前さえ知らない人が何人も混じっておる。

 

トップの藤山寛美は松竹新喜劇のリーダーで、彼のボケは実に絶妙、確か爆笑王なんて称されてた記憶がある。お酒が祟って肝硬変、60歳で世を去ってる。

この対談の始めにも、「まあいっぱいやりながら」と米朝にお酒薦めたらしい。

 

歌舞伎役者の片岡仁左衛門、ヴァイリオニストである辻久子、講談の旭堂南陵とか、ガソリンを呑み込んで口から火を噴く芸で名高い人間ポンプ・安田里美くらいは知ってるものの、松鶴家千代若とか京山幸枝若に吉田玉五郎・岡本文弥などとは縁が遠く、その芸域だって記憶に無い。

 

あの人間ポンプさん

金魚飲み込んでも、1時間くらいなら生きてるという。

 

ラストは、出版当時に吉本興業の社長だった林正之助の話で、吉本興業って凄い歴史と共に日本でトップの芸能プロダクションなんだと知った。

1912年だから明治45年、吉本吉兵衛・せい夫婦が大阪で寄席経営に踏み出したのが起源で、ここに登場する林正之助は姉のせい夫婦が経営する旧吉本興業に入って以降、大正・昭和・平成の三代に亘り芸能界のトップとして活躍した人物だ。

 

横山やすしという問題児抱えてたし、島田紳助事件もあったりして、苦労は絶えなかったに違いない。

 

ミズギボウシにサギソウ、咲いてるかなあ・・