15日(土)、疲れが取れない上に暑い日が戻って来たからいけない、はなから外出を諦め、少しだけ読み掛けてた辻村深月の『傲慢と善良』を読むことにする。

新聞の書評欄に、同じく辻村深月の直木賞作品『鍵の無い夢を見る』が載ってたので、先にそれを読み終え、2024年に100万部を超えたと紹介のあった『傲慢と善良』にも予約入れてたのだ。

 

図書館には単行本と文庫本の両者あって、先に予約が入るのは文庫本の場合が多い。理由は軽くて持ち運びにも便利だから、今回は単行本で我慢せざるを得なかった。

新聞の書評欄に載れば一気に予約が入る場合も多く、中公新書の『継体天皇』なんて100数十人待ち、これは仕方なく購入した。

 

「ストーカーに追われてる」という電話があって以降、忽然と姿を消してしまった婚約者・坂庭真実、結婚式場の予約をキャンセルせずに彼女を探す西澤架を中心に据えた物語は単行本で400頁を超える大冊、丸一日掛けてようよう読み切った。

 

ストーリーは別として人間、特に女性の内面って言うか心理描写を、こんな形で言語に置き換えられたら、世の男性諸氏は一種の女性恐怖に陥るかも知れないエグさである。単純な思考回路しか持たない男性からすると、女性ってそんなに物事を深く掘り下げてるの?と正直驚いてしまうのだ。

いや、この本を読むことにより、迂闊な言動を抑制する効果あるかも知れないので、男性にお薦めかも。