31日(金)、例え2~3時間でも歩かねばと心積もりしてたところ、昔の職場仲間から電話が入り、例によって30分近いお喋り・・外出する気持ちはすっかり萎え、またまた椅子に座ったままの一日になってしまった。

 

この日読んだのは辻村深月の『鍵のない夢を見る』で、2012年の直木賞作品だ。ずっと前に彼女の作品『ツナグ』っていうの読んだ気はするも、全く覚えていないから初対面と言って差し支えない。

いつものように帯だけ見て買い、開いて5本の短編集から成ってると知る。

 

泥棒を常習とする母親をもつ娘・律子、実はその律子もスーパーで万引きを・・

律子の同級生であるミチルの目から、その母娘を描いた短編が『仁志野町の泥棒』

泥棒事件により遠くへ引っ越した母娘だったが或る日、ミチルは観光バスツアーのガイドとして平然と地元で働いてる律子を目にする。

なるほど、こんな人物って、確かにこの世にいるよなと気付かせる読み物だ。

 

『芹葉大学の夢と殺人』

大学の工学部でデザインを学ぶ雄大だが、将来の夢は医者かサッカー選手という的外れな夢をもっている。親と相談の結果、取り敢えずその大学を卒業して後に医学部進学を目指そうとするが卒業がおぼつかない。それを教授の責任と逆恨みして罪を犯すも何の罪悪感も持てず、結果的には交際相手の女性も死に追いやる。

う~ん、今後こんな人物が増えていく可能性あるのかと思えば空恐ろしい。

 

私が一番身近に感じたのは『君本家の誘拐』ではなかろうか。

望んだ結果、やっと生まれた子どもを可愛がるあまり、自身の“生活”を見失った主婦のとった行動とは・・

 

もちろん地域によって異なるけど、日本で一番暑い時期は7月25日頃から8月10頃という統計があるらしい。ここ何年かの熱帯化を鑑みる時、そんなのアテにならないと思う一方で、「あと10日頑張れば」という期待感もある・・

 

少しで良い、今日こそ何処か歩いてみよう、

これ以上自分を甘やかしてロクなことない。