11日(土)、10日前にはまだ小さな蕾だったアリノトウグサ、もう咲いてるに違いないと8時半に谷上駅から歩き始めた。

兵カン道に入って「しまった! コース間違えた」と思う光景、両脇共に草刈りが入り、これでは花も虫もあかんわ状態になってるではないか。

そればかりじゃなく、小さな流れに沿って咲くであろうミズギボウシの多くも刈り取られてるのだ。

 

ミチオシエ(ハンミョウ:ミチシルベと呼ぶ地方もあるそうだ)なんて昆虫がいて、目先をちょんちょん飛んで、あたかも人を誘導してるように思わせることがある。

そんな場合はほんの2~3m先だけど、今回のミチオシエはホオジロで、20mばかり前を次々に案内するが如く飛んでくれる。

少なくとも150mは案内してくれたから、その間は草刈りの無念を忘れてた。

 

鰻ノ手池南側から縦走路を大池駅方向へ歩く。センブリ(リンドウ科)が咲くのは

10月初旬、それまでの暑い期間はすっ飛ばして欲しいのが本音である。

 

ノギラン(キンコウカ科)は花被片6個に雄しべ6個、オレンジ色した葯が魅力。

根生葉はショウジョウバカマのそれに似るが、ノギランの葉には苦味がある。

 

キガンピ(ジンチョウゲ科)が咲き始めた。

 

アリノトウグサ(アリノトウグサ科) 

葉は対生で、申し訳ばかりの葉柄があり、丸っぽい葉には鋸歯が目立つ。

 

先端部の花序に長径2~3mmという極めて小さな花が並んでつく。

この状態が蟻の塔に見えるのだ。

 

細い茎は4稜形で、葉と共に赤味を帯びてるものもある。

雄性先熟で、垂れ下がる葯から黄色い花粉を零すらしいが、まだそこに至っていない感じだ。

 

雌性期に入ると花弁も葯も落ち、羽毛状の柱頭を裸出させるそうだが、そんなのはひとつも見つからなかった。これらはみんな蕾状態、もう来る機会は無さそう。

 

頑張って兵庫カンツリーまで歩いたのは、稀少とされるキヨスミギボウシ(キジカクシ科)探すため。しかし1株も見つからぬまま撤退せざるを得なかった。

ヌマトラノオ(サクラソウ科) 

これとオカトラノオの交雑種もあるそうだが、私にその判別など出来ない。

 

立派なオオバノトンボソウ(ラン科)が数株見つかる。

今年は“アブラムシ”に齧られず、無事に花を付けてるものが多くて喜ばしい。

 

紋が良く見えない、クロヒカゲにしておこう。

 

所要4時間、出発点の谷上駅へ戻った。

 

今日は何かと気ぜわしい。午後4時半に吹田駅に集まってTさんの通夜式もある。

それに遅れぬよう、何とか昼の部を早く切り上げたい。