9日(火)、脚にそこそこの疲労溜め込んでるけど、一番楽な方法で鉢伏山のコクラン(ラン科)訪ねてやろうと8時半に家を出た。

ところが発車時刻を読み違えてバスは出た後、諦めて帰宅するハメになった。

それにしても涼しくて歩き易そう、私には珍しく早目のお昼済ませてからの出立になった。コースは多井畑から“おらが山”を登って旗振山とする。

 

どうした? そのバス、多井畑厄神社前からどんどん谷側へ下って行く。

慌ててボタン押し、多井畑南口? 西口?という全く知らない場所で下車したら、悲しいことに“おらが山”はずっと高い位置になってしまった・・

 

何のこれしきと気力振り絞って“おらが山”を乗り越え、縦走路を西方向へ。

ウシカメムシ、如何にも牛が連想できる、よくできた名である。

 

旗振茶屋  誰もいない、この後すぐにシャッター降りた。

曇天は幸いだし気温も23℃で大いに助かる。

 

南東方向へ下り鉢伏の山腹へやって来た。

さてコクラン(ラン科)探しとなるんだが、先日の台風で落葉落枝・・

とにかく目を慣らしてあの葉っぱを見付けねばならない。

 

ぱらぱら生育してたコクランなのに、

今回は7~8株が纏まってる場所しか見つからず、しかもまだ蕾である。

 

開花までに数日、再訪したい気持ちは十分あるが体力が儘ならない・・

 

カノコガ

 

須磨浦公園への階段を嫌い、旗振山へ引き返す。

少し下って鉄拐山への分岐点から妙見堂前を歩いて須磨“一ノ谷”へ降りる。

その一ノ谷に、珍しいイスノキ(マンサク科)の生垣があって、

 

まあいつ見ても“虫こぶ”だらけ状態にある。

 

今回初めて気付いたのだが、花が咲いたように見える虫こぶが見付かる。

こやつの本体を調べてみたら、イスノキエダコタマフシで(いや違う、これって葉に付いてる・・)、その他のはイスノキハコタマフシとイスノキハタマフシが混ざってるようだ。いずれにしろ、イスノキにしたら迷惑な話だろう。

 

イスノキの別名はヒョンノキ、この大きな虫こぶはイスノキエダナガタマフシ(イチジクみたいな形で4~5cmもありそう)。この穴に息を吹きかけると音が出るのだが、気を付けるべきは掃除で、それを怠れば顔面に虫の糞や食べかすを浴びることになる。

 

美味しそう! 天然のビワ(バラ科)には適度な酸味が残っており、オオシマザクラのサクランボが苦味走ってるのと同じように野趣満点である。

残念ながら手は届かない。

 

須磨駅からどんどん東へ歩いてJR鷹取駅、その地下道歩いて初めて気付いた鉄柱があり、HAMILTONS WINDSOR IRON WORKS LIMITED LIVERPOOLなる文字が浮かんでる。

 

明治7年に大阪ー神戸間の鉄道が開通し、新橋工場に次いで日本で2番目の神戸工場が開設された折に使用されたイギリス製の鋳造柱。

大正5年の神戸工場廃止に伴い、鷹取工場へ移築された柱だというから、この鷹取駅は神戸人にとっての歴史遺産とすべきものだろう。

 

その鷹取駅のすぐ近くで、

ナガミヒナゲシ(ケシ科)の果実を10数個千切って持ち帰る。

 

このナガミヒナゲシの播種法について、今日は少し納得いく勉強したい。

そして今日こそしっかり休もう。