31日(火)は天気が悪くて外出は思いとどまる。

深刻な水不足だから、どんどん降って欲しいのに細かい水滴をばらまく程度、まったく意地悪い最近の雨である。

さて前日に横尾山麓で観てきたシラン(ラン科)の果実だが、果柄から子房部分に亘り明らかに捻じれておる。正面から花を見ると、時計方向への捻じれだ。

 

実は20日ばかり前に花屋さんが、ショーケースに10種ばかりのランの花を揃えて“ラン展”をやっており、その見事な形や色に見惚れておったところ、ん?と気付いたことがあり、それが子房部分の捻じれだったのだ。

生の花だから水分を含んでおり、このシランの果実みたいに目立つことはないが、明らかに曲がった筋が入ってた。

 

それを今一度確かめてやろうと先々週、須磨離宮公園の温室へ入ったところ、旨い具合に『ラン科展&即売会』をやってた。取り敢えず花の首筋を見て回る。

これも時計回りの捻じれ。

 

同じく時計回り。

 

これは反時計回りに見える。

即売会やってる女性に、この“捻じれ”について聞いたところ、「栽培はしてるけど、そんな部分については知りません」とのことだった。

20株以上あったランの花全てに明瞭な捻じれを見つけた訳じゃないが、とにかく花柄から子房にかけて捻じれてるものが圧倒的に多いことが分かる。

 

そこで気付いたのがネジバナ(ラン科)、名の通りではないか! 

しかもネジバナには右巻きも左巻きも半々程度あるとは昔から承知してたのである!

*写真は拝借したもの

 

こんなに長い距、いったい誰が吸蜜できる? 齧られるだけかな?

 

販売してる女性に、「この中で、天然モノはどれですか」と尋ねたら、品種名が大文字から始まるのが園芸種(作出モノ)で、

 

小文字から始まってるのが天然モノだと教えて下さった。

 

さて、何故ラン科の花は首を捻じ曲げるんだろう。

ネットで検索したところ、「訪花昆虫の足場をつくってやる」というのが出てきた。

ラン科植物は最も進化した植物のひとつであり、地下では菌根菌との進化競争を展開中だから、足場をつくってやるくらいのこと考えるのは容易なのかも知れぬ。

こうしてシランの花を見ると、確かに足場になっておる(写真は拝借したもの)。

間も無くシュンランなどの季節だからしっかり観よう、楽しみが増えた。

 

丸々一日掛けて、岩波ジュニア新書「日本の歴史③平安時代」を読んだ。

複雑!殆ど理解出来ぬままだが、プレミア価格で買ったんだからと・・

いやいや、きらびやかな宮廷生活の一歩裏側に回れば、殺し合い・貶め合いの時代が延々続いてたのだけは分かった。