12日(木)、前日のGS研修会時にSさんから、「なぎさの池にまだコクガンがいる。朝9時10時頃が狙い目」と教えて貰ったので、それを目指そうと思ってた。
もちろんJRに乗って塩屋までという気にはなれず山越えである。
ところが何をグズグズしてたのか出遅れ、その時刻には到底無理な状況になったから、咲き始めた道端の花でも見ながらの散歩を決め込んだ。
誰もが口を揃えて「鳥がいない」と仰る、このシロハラだって今冬3度目にしかならない。
朝の気温は4℃と冷たかったが、11時前のおらが山の気温は9.8℃で湿度は
52%と低いから、ぶらぶら歩きにはもって来いのお天気ではある。
モクレン科の花は方向指示植物と呼ばれ、大きく膨らんだ蕾は一斉に北方向に傾いておる。もうすぐネコヤナギの花も方向を示すことだろう。北米にはコンパスプランツと呼ばれる植物があるそうだが、これはモクレンの蕾が示すものとは異なるらしい。
キョウチクトウ科の花の仕組みは複雑だが、このツルニチニチソウも複雑怪奇というべきで、なかなか理解がゆかない。花筒は5裂して、テイカカズラ同様スクリュー状に並んでる。 真ん中に見える5つの薄黄色したのが雄しべの葯で、その上には白い毛がいっぱい生えてて入口を塞いでるように見える。
花筒を取り除いた。良くは分からないが、5つの葯が円形に並んでおる。
次は雌しべに注目せねばならない。子房から花柱が上へ延び、柱頭には黄色い円盤と、更にその上に白い毛を生やした突起物が乗っかってる。
柱頭の円盤と、その上に乗っかってる白い毛の突起物を真横から写した。
右端に見えてるのは雄しべで、葯の上にも毛が生えておる。
雄しべは花筒の中間部に合着してるのが分かる。 蜜はいっぱいあってべたつく。
左端に花粉の塊が写ってる、花粉には粘着性があり、このような塊を形成する。
テイカカズラは別として、キョウチクトウ科は実を結び難い。その理由は有毒であると同時に、このように複雑な花の仕組みに対応できる虫が少ないのも原因ではなかろうか。
ハナニラ(ヒガンバナ科)が咲き始めた。
内花被片3個と外花被片3個で、上から見ると3個の雄しべが見える。
花茎の基部に2個の苞葉が付いてる。
花を割ると、長い雄しべが3個に短い雄しべが3個あることが分かる。
長短の雄しべを備える意味って? 「受粉を効率化して自家受粉を防ぐ」なんて書いてあるの見掛けるが、どうにも納得ゆかない。
花被片8個のが見付かる。雄しべは長いの4個と短いの4個だった。
鉄拐山への分岐から妙見堂跡を経て須磨海岸へ降りて東へ歩く。
こんなことして遊んでたら4時間費やした。













