2日(月)、気になってるキダチアロエの花を探しに出掛けた。
出掛けたと言っても、家から比較的近い場所で前日に見てるのだから、その順を踏めば容易に見付かるに違いなくカメラぶら下げただけ。
それは我が家から西へ200mばかり歩いた場所だった。
多肉植物であるアロエの仲間には300種以上もあって、主としてアフリカ大陸南部に集中的に分布してるという。日本へ渡来したのは鎌倉時代で医薬・食糧として用いられたらしい。
その昔、ほんの一時だけどアロエベラとかいうの皮剥いて食べてたことある。
熱帯性の植物である割りにキダチアロエは寒さに強く、乾燥させておけば枯れずに今時分に花を咲かせる。持ち主さん不明な場所とあり、黙って花を千切るってそれなりのココロガマエが・・
咲いてるの2個と蕾んでるの1個を持ち帰った。花は筒状で4cmもあるし、遠く南アフリカからの渡来種とあって花粉媒介する虫っているんだろうか? 恐らく果実は見たことないと思う。
花被片は外側に3個(萼に相当する)
内側にも3個、雄しべは6個あったからユリと同じ。
以前はユリ科に属してたというの理解出来る。今はツルボラン科とある。
蜜がたっぷり、溢れ出てきた。
良く観たら、花糸がやや太いの3つとやや細いのが3つ・・
そして6個の雄しべの中で、1個だけは若い葯を残してる。僅か2個しか持ち帰らなかったので何とも言えぬが、時期をずらせてるのかも知れない。
雌しべの長さは雄しべより少し長い。
子房の断面
良くは分からないが、種子が形成されてる雰囲気じゃない。
最後に蕾んでる花被片を剥がした。
午後からは阿刀田高の『最期のメッセージ』
昭和60年に文庫本になったようで、もちろん絶版になって久しい。
それが運良く古本屋で見つかって購入したものの、全体が茶色く変色して・・
この中に40編もの短編が収まっており、中には3~4頁のものもある。
如何に彼が“短篇の名手”だったとしても、3頁でストーリー組み立てるって無理があろう、面白いものは少なかった。
この阿刀田高、つい最近TVで姿を見る機会があった。
90歳で現在一人暮らし。歳とって汚いのは絶対許せんと、毎日シミを取るクリームを顔に塗りつけて髪はオールバックに整え、好きなものを自分で作って食べる。
そして机に座り、うまくはゆかぬが推敲も欠かさない。
推敲は作家の性だとしても、「汚い自分は許せない」と思えるのは実に立派じゃないか、そんな心意気が欲しい。










