24日(月)、翌日の“野うさぎ”が中止になりそうな天気予報なので、少しだけ歩こうと板宿の森コースを選んだ。板宿八幡神社への急な階段を登り終えると、この時期に咲くサザンカ(ツバキ科)が迎えてくれる。
園芸種ではあるがサザンカ、葉柄の毛を見た。
全山縦走路に合流するハイキング道を北へと歩くその途中、ほう、今年は一度もスズメバチに纏い付かれたこと無いなと気付いた。秋に恐ろしいは何と言ってもスズメバチ、今年は一気に冬模様になったから、慌てて冬眠に入ったのかな?
展望所から高取山の須磨区側頂上、もちろん今回はスルーすると決めてる。
もうあちこちでタカサゴユリ(ユリ科)の果実を目にする。
果実は3室から成るのだが、裂片は糸で繋がっており平開することは無い。
糸が無ければ、多くの種子は親株の元に散らばって繁栄上好ましくない?
よって先端部だけ開裂し、風が吹くと紙片のように薄っぺらな種子は舞い上がるように散らばってゆく。
カッターナイフで断面を見ようとしたら、薄っぺらな種子が盛り上がるように出てくる。良くは分からなかったけど、1室に2列の広い翼もった種子が積み重なってるのか、6室あるように思えた。
種子を持ち帰って数を調べようとする。もちろん大雑把な数だが1,100個!
調べてみたらタカサゴユリ、多年草であるに加え種子の発芽能力は8ヶ月もある上に、条件が整えばほぼ100%発芽するとか。決して嫌いじゃないけど多すぎるのもどうかと思ってしまう。
イセリアカイガラムシの♀で単為生殖するらしい。♂もいるが日本ではまず見ることないとネット情報。上部の赤っぽい部分が虫体で、下部は卵嚢だという。
柑橘類を脅かす存在だったが、天敵となるテントウムシの仲間が導入されて以降、大きな被害は無いとも書いてあった。
それにしても“生きものの世界”は不思議と美しい。
なんで蝋物質は波状になるんだろう?
縦走路に合流して横尾団地へ降り着く。
ははん、これがシラン(ラン科)の実だったかと気付く。
実を割ったみたらこの通り、粉のような種子がびっしり。
これまたネットで調べたら、1個の果実に数万~数十万の種子が入ってるという。
こんな小さな種子だから、発芽に必要な養分あるの?と疑問に思って当然。
やっぱりその通りで、条件整えても発芽率は1%程度らしい。
ラン科植物は菌根菌と共生して土中の養分吸収するが、それが上手く運ばないことも多いに違いない。
誠にビミョーながら降水確率が60%、残念ながら“野うさぎ”は中止。
明日という日もある。











