20日(日)、鉢伏山から須磨海岸へ降り、咲き始めてるに違いないハマゴウ(シソ科)の花を観てやろうと計画してたけど、朝からのカンカン照りに勢い削がれる。

“まあ無理することもない”は自分を甘やかす言葉だと分かっちゃいるが、「まあ無理することもない」と読みかけの『鹿男あをによし』を手に取る。

 

大学の研究室から奈良の女子高校に赴任した男先生(主人公)、ある時、東大寺の公園で鹿に話しかけられる、「“サンカク”と呼ばれる“目”を、狐の遣い番から受取って来い」

その“目”には、地震を起こすナマズを抑え付ける力があって、これを取り返さねば大地震に見舞われるというファンタジー小説と呼べるものだ。

 

この作者は中々の書き手とあり、剣道の試合の描写なんて息づまる迫力あって素晴らしい。全体的には漱石の『坊ちゃん』に似せたストーリー、直木賞候補に挙がったのは十分に理解できる。

結構な長編小説、この日終日掛けて読み終えた。

機会があれば次は『プリンセス・トヨトミ』を読んでみよう、これも直木賞候補に挙がった作品らしい。

 

一歩も外へ出なかった、歩数は100以下。

だから今日はと思いはすれど、涼し気なルートは浮かび上がってこない。