16日(月)、県下最大の湧出湿原で知られる“網引湿原”へ向かった。

朝の気温は既に23℃、日中の暑さが思い遣られる日にはなったが、やっぱり年に一度は観ておきたい花の数種が揃う場所、北条鉄道網引駅から歩き始める。

 

先ず目に入ったのはヤセウツボ(ハマウツボ科)なる外来種で、シロツメクサやムラサキツメクサなどマメ科植物に寄生してる間は勘弁できても、大豆畑などに侵入すると収量に影響出るそうだ。

 

ごくごく一般的なオジロアシナガゾウムシ、なんか蟻と遣り取りしてる。

 

翅を広げた写真が撮れず残念、ムラサキシジミの♂と思しきものが乱舞。

主たる食草はスダジイ・アラカシ・クヌギにコナラなどブナ科植物、そう言えばスダジイはいっぱいあった。シジミチョウの仲間ではやや大きく目立ちやすい。

 

ここでもマダケ?の開花が進み、周辺は茶色っぽく染まってる。

 

これは? 私には見当も付かなかったが「ヒトツバハギでは?」と仰るから凄い。

 

帰宅後、その花をトリミングしたら、やはりコミカンソウ科のヒトツバハギ・・

正直言って私、かつて自分のことを賢いと思ったことは無いけど、馬鹿だと思ったことも無い。ところがどうだこの会に入って以降、“なんでこんなに賢い人ばかりいるの?”と、いつもいつも感心しながら自身の馬鹿さ加減を思い知らされてる。

 

デカい毛虫。 同行者がGレンズしたら“マイマイガ”と出た。

私の知る限り、こんなデカいマイマイガの幼虫に接したこと無い、10cmに近い。

 

「ハメ塚石棺仏」なる表示があった。

古墳から出土した石棺に、仏像や梵字を刻んで起こしたものだそう。

大部分は兵庫県の加古川流域に集中しており、仏像の殆どが阿弥陀如来と地蔵菩薩であるところから、浄土宗や浄土真宗の造形だという。

 

ワルナスビ(ナス科)の花粉観察は難しいように思う。

昆虫の翅の振動を捉えて花粉を出すというけれど、葯を割っても未だ花粉を特定できないままでいる。

 

これもかなり大きな幼虫、セスジスズメらしい。

 

サカキ(モッコク科)

 

う~ん、花に合わせるのは難しい。

トキソウ(ラン科)は終了してるしコバノトンボソウ(ラン科)は開花不十分で、

このカキラン(ラン科)のみが隆盛誇っておる。

ハッチョウトンボ♂は何匹もいたけど、ピントが合わず全て没・・おまけにノハナショウブ(アヤメ科)も誤って消去。

 

トウカイコモウセンゴケ(モウセンゴケ科)

根生葉には腺毛がうじゃうじゃ。

 

ササユリ(ユリ科)

 

 

カキラン(ラン科)、湿原のあちこちに点々とかたまって咲いておる。

好きな花だから、逆に言えばも少し“稀少さ”示してもよかろうと思うくらいだ。

 

 

暑かった・・暑熱順化心掛けてる私なのに帰途は無口に陥る。

北条鉄道に乗ったらエアコン効いてて生き返る!

 

さて今日はジャカランダ、最盛期は過ぎつつあるかも知れないが、これも年に一度は目に収めておきたい花であり、どうやらお坊さんの漫遊記も聞けそうな。