8日(日)、他班が実施する定例観察会の最終下見に同行させて貰った。

朝の気温は8℃だが、観察する場所は神戸市北区の最奥地域だし一定風もあるから、首にスカーフ巻き付けJR道場駅へ向かった。

 

駅に着くや集まってる人数に驚く。班員に会員合わせたら50人ばかりにも見えるから尻込み。先ずはネナシカズラ(ヒルガオ科)の解説からスタートし、このアメリカネナシカズラの柱頭は2個だけど、在来のネナシカズラは1個。虫こぶを見たかったが私には分からず仕舞い、それは来年回しにしよう。

 

やっぱり寒くて説明に集中出来ない・・案内して下さった I さんは中々の博識なれど、姿勢を低く保っての解説は大いに好感持てるのだったが、なにぶんにも私のペースじゃないもんで寒くて敵わん・・

申し訳ないくらい集中出来ぬまま田園地帯を歩く。

 

花の頃には姿消す根生葉、今の内に養分を根茎に貯えるべく懸命なヒガンバナ(ヒガンバナ科)

 

太陽は低い、並んだ観察者の陰が面白い。

 

カワラマツバ(アカネ科)

 

教えられた通りよく見れば、ハキダメギク(キク科)には腺毛はあり、

 

このミゾソバ(タデ科)にも腺毛があり、先っぽに赤い液体が溜まっておる。

・・・腺点とか腺毛の赤や黒いものは何?という疑問が湧きあがるではないか。

帰宅後あれこれ調べるに、どうやら植物の分泌物や排泄物のようで、精油と呼ばれるものもそのひとつであるらしい。

しかしこの液体は単なる排泄物ではなく、食害から身を守ったり、植物どうしのコミュニケーション手段にもなってるという研究があるようだ。

いずれにしても現段階では研究中ということらしい。

 

私の感覚からすれば“全然前へ進んでない”

百丈岩でランチとは聞いてるが、んなもの行き着けるものかである。

 

ほう、こんな場所に硫黄臭のする温泉(冷泉)が湧いており、「飲料にしてるから汚さないで」という看板が立っておる。

 

百丈岩へ着いたのは、他班がランチ済ませた13時前だった。

もちろん我々グループは行き着く前に風を避けながら弁当は済ませてきた。

 

以前の観察会は、この百丈岩のテッペンまで行ったのに・・

それを思えば高齢化なのか観察中心なのか、時は流れているのだ。

 

トイレを済ませ、一斉に折り返す。

 

 

芳香あるヒイラギ(モクセイ科) これは雄株の花だろう、雄しべが花弁より長くて突き出しておる。雌株は少ないから果実を見る機会は無く、それはギンモクセイやキンモクセイにも同じことが言える。

 

今回初めて聞いたホナガイヌビユ(ヒユ科)

どうやら熱帯産の植物であり、日本では沖縄を中心に繫栄してたのが北上・・

繁殖力旺盛とあって、恐らく在来種を脅かす存在になりそうだ。

 

さてこの日に勉強したのは、

「種子は発根して後に発芽する」というOさんの言葉だった。

確かにドングリでは、先ず根を出してから茎を伸ばし葉を展開するんだが、我々身の回りにいっぱいある種子は揃ってそうなん?と疑問に思ったのだ。

 

これも帰宅後調べたところによればその通りで、「種子は先ず大地に足を付けてから芽(茎や葉)を出す」とある。これは勉強になった。

同じくOさん、「紙の原料ガンピに関すること知りたければ、水上勉の『名塩川』に全て書いてある」と。

これも調べてみるに、『短篇名作選 草隠れ』に収録されてるみたいだが、ネットで調べるに何処にも無い、是非読みたいので情報あればお寄せください。

 

今日は六甲山GHの当番、昨日より一層の防寒対策して出掛けよう。