26日(土)は六甲山記念碑台ガイドハウスの当番、空模様を気にしながらケーブルで山上駅から記念碑台へ向かう。
その途中に毎年センブリ(リンドウ科)が咲く小さな斜面があって、もう咲いてるに違いないと目を遣れば、やっぱり期待通り咲いててくれた。
僅か3株の小さな草丈だけど、やはりこの時期になれば観ておきたい花のひとつ。
曇り空だが降水確率は20%と低いから、それを信じてやって来たハイカーは多く、
中々の賑わいを見せておる。
そんなハイカーや観光客相手にキッチンカーまで。
それほど売れてるようにも見えなかったからお気の毒。
午前、若いご夫婦と小学5年生くらいの男の子が「頼もう~」とやって来た。
ひと足早くGHへやって来られてたKさんから、「あんたが案内しろ」と指示受けたから仕方ない、ならばと“訂正役”お願いしてAコース巡検。
嬉しいではないか男の子、植物にも虫にもキノコにも関心示し、キク科植物の舌状花とか筒状花や複葉まで知ってるではないか。
そうなればこっちもノリノリになり、丸々1時間半掛けて案内したのだった。
そして何より嬉しかったのはGHへ帰って来た折、「有難う」と言いながら手を振ってくれたこと、こんなビジターさんなら毎日通っても良いわという思いしたのだった。
もう1年継続してみよう、GH当番。
逢山峡下ろうか油こぶしかと迷ったところ、日没が早くなったからと油こぶし選択。
う~ん、何とも素晴らしいグリーンではないか、スイカズラ(スイカズラ科)の果実である。
私はいつもこの色を“エメラルドグリーン”なんて言ってるが、ここまで濃いエメラルドは極めて高価とあり庶民の手に届かない。
その昔オーストラリアで買ったのは、これを数倍の水で割った薄い薄いグリーンでしかなかったなと思い出したのだった
さて、先日24日(木)に烏原貯水池周辺で草花にレンズ向けてたら、背後からご婦人に声掛けられた、「何撮ってられるんですか?」
聞けば女性のお母様はその昔、新開地で花屋さんを営まれてたとか、だから私も母親にくっ付いて小さい時分から山へ入り、サカキなどを採集してたと仰る。
そんな経験もあって山歩きが好きになり、地元の山の会に入ったり、こうして一人で花を探しながらスマホ写真にしてるんだと。
その折に出たのが不思議な話で、「私は毎年この辺りのヒガンバナを見て歩いてるんですが、去年まで一帯が赤い花だったのに、今年は全部白花に変わってしまったんです。そんなことあるんですね」
それは信じ難いとあり、場所を勘違いされてるのでは?と返答したら、「いえ、私の家はすぐ近くなもんで、しょっちゅうこの辺を歩き回ってますから、そんなの間違えることなどありません」と大いに自信ありげに話される。
しかも一部はオレンジ色にと、沢山のスマホ写真を見せて訴えるではないか・・
とにかく信じ難いから、「そうですか、私も一度調べてみます」とその場を離れた。
赤花が翌年白花に変わる・・いや、ヒガンバナは3nだから交雑は進まず種子は不稔、根茎で増殖するからどう考えてもオカシイとしか思えない。
午後のビジターさんはKさんとMさんがご担当で私は暇、それを利用してネット検索する。ザッと見渡しても適当な記事などありはしない。そこで思い付いたのは『日本植物生理学会ー植物Q&A みんなの広場ー』である。
旨い具合に記事あるかどうか分からないままページ開くと、関連記事見つけること叶った。
曰く、『3倍体だから交配する訳ではないし、一斉に突然変異が起こるなどとも考え難い。もしそんな現象が実際にあるとするなら、温暖化により南方系の白花が優占し始めたのかも知れない。赤花と白花が拮抗関係にある可能性、そんな現象も排除できないかも』
勝手な要約するとそんはふうに書いてある。
そうか、もしあのご婦人の言葉通りとするなら、白花球根が赤花球根の生育を抑制してしまった結果だとも考えられるし、高温により赤い色素を形成する遺伝子とか酵素に変化が生じてしまった可能性もあるではないか。
学者さんの説より、毎日観察してる平民の方がまっとうだという場合も多いに違いないから、今後の新しい情報が楽しみだ。
今日は再度公園修法ヶ原で『こうべ森の文化祭』、仲間と一緒に山田道を歩いて現地へ向かう。明後日から暫く雨天が続くみたい、大切な大切な秋なのに・・





