27日(火)、4人で粟生駅を出発。

まだ随分遠くにある台風10号だろうに空の半分は雲、加えて風も吹いてくれるから、下見時とは大違いで歩き易い。

 

ゴルフクラブを横切るように歩き、池畔に着いたのは1時間後の11時だった。

そこへ“へま”して遅れたNさんから電話が入り「あと5分で着く」

一旦家へ引き返し、車でやって来たんだから気合入ってるわ。

 

5人、サワトウガラシ(オオバコ科)をしっかり観て、

 

まことかわゆいタヌキモ(タヌキモ科)と遊んだりする。

今回はタヌキモの、ぷつぷつした捕虫嚢も確認したし、あまり見ることのないキクモ(オオバコ科)にも目を向ける。

 

この池にもスイレンがいっぱい咲いてる。

先日見た獅子が池のガガブタ同様、冬になればカモの仲間が茎を食べるんだろうかと思うくらいの繁茂状態である。そして今回初めてこの池で、ガガブタ1輪発見した。

 

今まで気付かなかった、

これはクマヤナギ(クロウメモドキ科)の葉っぱでは?とNさん。

 

なるほど、同じクロウメモドキ科のイソノキとそっくりで、小さくて平開しない花を付けてるんだった。

 

池の西側へも足運び、例の四阿へ12時着でランチタイム入り。

下見時もそうだったけど、この四阿で長い休憩取ってしまうとあとがシンドイ、

「さあ行こか」と声掛けて立ち上がる。

 

ふむ、オトギリソウ科の花には違いないが、サワオトギリかコケオトギリかで迷う。

帰宅後じっくり葉の様子見たら、どうやらコケオトギリに思える。

ただ一日花とあって花弁はくるりと巻いてしまってた。

 

もちろん本日のメインはミズトンボ(ラン科)、今回は特徴的な唇弁(人が万歳してるみたい)と、サギソウ同様に長い距に焦点合わせねばならん。

 

 

まあ私の腕(カメラ)ではこれが精いっぱい・・

いや、このカメラ、ピントがピシャッとこなくなってるぞ、いよいよ買い替えの時期かも知れず。

 

四阿へ引き返してたっぷりお茶を飲む。

有難いことにNさん、「駅まで送ったげる」

その言葉に甘えてラクチン、暑い舗装道歩かずに粟生駅まで乗せて貰う。

 

4人、途中西鈴蘭台駅で途中下車、駅前の“竹屋”でひえひえビールやらひえひえ日本酒飲みながら気炎上げたのだった。

この竹屋、経営者は変わったけれど、その昔には何度も通ってた店、6~7年振りでここの焼き鳥食べたのだった。