24日(土)、大阪から10数人の高齢者観察グループの訪問があると知り、そのサポートに記念碑台GHへ向かった。サポーターは3名だそうなので3~4名のグループに分かれて貰い案内するものと心積もりしてたのに、どんな事情があったかは知らないが5名でしかなかった。
それならもう5名一緒でということになり10:30、GHからAコースへ入った。
今回のリーダーはMさんなので、もちろん私はサポートに徹さねばならんと心得、
ちょっとした空白時間だけを埋める。
ここは午後のコースだけど、これだけは朝の内に観て貰う必要ありのメガネツユクサ(ツユクサ科)。
1日花であるに加え、強い日射があると蕾んでしまうのだ。
Aコースへ入り、目指すはモリアオガエル。
まだ短い尾っぽくっつけてるのいれば面白いなと思ったけど、
小さいながらすっかりカエル姿になってた。
今回持参のカメラ、遠いものは無理・・
クサアジサイ(アジサイ科)
ヤマシグレ(レンプクソウ科)の果実
ヒヨドリバナはキク科だから、ひとつの頭花は数個の筒状花が集まったもの、花柱は2裂して花冠の外へ大きく伸びておる。
ごく普通に見掛ける花、今回初めてしっかり観た・・
う~ん悔しい、野兎が葉っぱモグモグしてるのにカメラがあかん・・
今を盛りと咲いてるのはセンニンソウ(キンポウゲ科)と
ボタンヅル(キンポウゲ科)
様々な花が実になり始めた。サルナシ(マタタビ科)、食べるにはまだ早い。
ツツジ科の最終ランナーはホツツジ、小さな花ではあれ目にとまれば中々の美形。
12時過ぎにGHへ帰ってきた。
この日も六甲山上は蒸し暑いからそれなりに消耗する。
ランチタイムを終え、さて午後はヴォーリズ山荘方面だから、キツリフネの弾ける果実でびっくりさせてやろうかなど思案してたところでメールに気付いた。
「今何処に? Nさんが倒れて救急車で運ばれたらしい」
長年親しくしてる北区のNさん、ならばケーブルで有馬へ降りるのが一番早いと見積りMリーダーさんに早退を願い出る。ビジターさん5名に案内人が2名とあり、そんな点は多いに助かった気分で急ぎ足。
凌雲台に着き、ケーブル駅へ向かおうとしたところへ電話が入る、「今何処かな?
Nさん大丈夫みたい。MRI撮ったみたいだけど異状ないし意識もしっかり・・」
思わず「単なる熱中症だった?」と言ったら、「とにかく奥さんが慌ててしまったみたいで」
まあそれは良かった良かったと電話を切った。
時計を見れば13時20分・・これなら一軒茶屋経由で有馬温泉駅、時間的には余裕。気持を入れ替えながら東へ歩く。
フクオウソウ(キク科)の葉が目立ってきた、咲くのかな今年。
ここまでやって来たのは勿論ネライがあってのこと、教えて貰った電柱番号付近で目を凝らすこと3往復、やっとこせヤマホロシ(ナス科)の花見つけた。
ピント合わせようと何度もレンズ向けてるうちに、ドッと雨が落ちてきたからいけない、慌てて四阿へ逃げ込み15分の休憩を得た。
最高峰から新しく整備された階段道を下り、Yさんに教えて頂いたヤマホロシを探そうとしたものの、あの雨によって階段は水浸しで探すどころじゃなかった。
魚屋道で有馬温泉へ向かう。
こんな道などササッと降りてたのに、なんでこんなに遠いのかと感じるのは歳のせいだと悔しい。
テイショウソウ(キク科)は長い花茎を立ちあげておった。
16時有馬温泉駅近くへやってきた。
ほう、早くも提灯に灯が入っとるから秋近し。
その昔、ホントこの店ではよく飲んだ。ある時この店で脚が攣り酷い目に遭ったのだが、たまたま一緒だった職場の長に延々脹脛揉んで貰った。その合間に私は「水割りお代わり」と言って同僚から、“お前って奴は”と言われたことあるの思い出す。。
駅近くの酒屋さんへ入り、サッポロ黒ラベル1本引き抜いて一気飲み!
所要5.0H
今日は小野、少々の雨は気にならない。