17日(土)、日陰ある場所を2~3時間だけでも歩いておこうとバスを乗り継ぎ、奥須磨公園口で下車した。

奥須磨公園へ踏み込むや否や、シンテッポウユリ(ユリ科)がわんさか咲いておる。

赤紫の筋があればタカサゴユリであり、それが無ければタカサゴユリとテッポウユリの交雑種である新鉄砲百合だと思い込んできたが、どうやらそうでもなく、タカサゴユリにも純白のが幾らも存在しておるという。おまけに沢山の人為的交雑種も逸出してるので、これもタカサゴユリと言えるかも知れない。

 

昆虫酒場

 

沢山のハチもやって来てるが、彼等は吞むことに夢中とあって危険は感じない。

 

凄いアルコール臭が立ち込めてるから、本当にお酒に弱い人はこの匂いだけで酔っぱらうかも。匂いはアルコールが気化したもの、それが鼻の粘膜から吸収されぬとも言えぬではないか。

 

アブラゼミは樹皮に対して直角に口吻を差し込み樹液を吸うようだ。

この角度が堅い樹皮に対して有効なのか、数匹見たセミは全員コレだった。

それにしてもセミ、カチンコチンに枯れた枝や幹に産卵管を差し込むんだから、相当な力とか技量を備えてることになる。

 

おらが山を乗り越えれば快適な水平道、行き違った高齢男性の顔もるんるんしてるように見受けた。林立するウバメガシは上部にしか葉は無く、だから風が吹き抜けて心地良いのである。

 

おっと、大人の手の平ほどもある蛾、ヤママユの♂だろう。

ただ既に絶命しておった。

大昔の日本にはまだ中国から家蚕が入ってなかったから、このヤママユ(天蚕)から絹を取り出しておった。家蚕はクワで育つが、ヤママユはクヌギ・カシワ・コナラ・シラカシを食べて育つ。

ただし成虫には口が無い。だから飲まず食わずで産卵し、1週間で世を去るという。

セミの寿命も短いけれど、蛾に較べれば幸せと思わねばならん。

 

旗振山から須磨海岸、まだ沢山の遊泳客がいて“海の家”も賑わってる。

昔はお盆が過ぎると『土用波』が来ると怖がってたものだが、今はそんなこと言わないのかな?

 

落花生(マメ科)の花

濃い黄色の大きな旗弁、その内側の紅い模様が宜しい。

 

落花生の標準和名はナンキンマメ、初めて知った。

 

世界のあちこちで戦争・紛争がもちあがってる。

が、今の須磨の海にそれは窺えず、白い釣舟がひとつ浮かんでるだけ。

 

海岸線へ降りる。

まだハマゴウ(シソ科)が綺麗な形で咲き残ってた。

 

 

須磨駅に着いたところ、1歩違いでバスが出てしまった。

カンカン照りで20分も待つのは敵わんと、食堂に入って「取り敢えずビールを」

結局1時間以上エアコンの下で飲んでしまった。

思えばバスに乗らずともJRがあったのに、35℃オーバーに頭が回らなかったのか、或いはビールにしか頭が回らなかったのか・・

 

2.5H 13,000歩に疲れ切った。

 

来る24日(土)に記念碑台周辺を案内することになってるから、その下見へ出掛けたいところなんだけど、今の気持ちの在りようでは難しい・・