4日(木)朝の天気予報には2種あって、ひとつは「晴れ時々曇り」で今ひとつは「曇りのち晴れ」。身辺がなかなか片付かないせいもあり、少し遅くなったけど後者の予報を信じて谷上駅から山田道へ入ることにした。
もちろん前日の疲れは十分残ってるし、何を目標としてる訳でもないからゆらゆら。
タケニグサ(ケシ科)の名の由来は色々あるが、私は竹の如く直立してるのを評価。
花弁は無く、糸状のは全て雄しべだという。1個ある雌しべはよく分からない。
猛毒とされるカエンダケではなくって、良く似たベニナギナタタケだろう。
根拠はと言われたら困るけど、カエンダケはもっと丸っぽい指?
ミヤマカワトンボの♂だろう。
ミチオシエ(ナミハンミョウ)
もう10年も前になるが、これに肩先齧られ、当分の間痛痒かった。
ハンドブックその他に「噛みつく」とは載っていないが、ヤツは噛む。
ゴマダラカミキリは美形なれど恨みはある。
大切に育てておったイチジクの根元へ潜り込み、遂に枯らしてしまったのだ。
結構気の強い虫で、レンズ近付けたら「掛かってこい」
暫く睨み合ったが根負けした。
かわゆいキノコのシーズン
名前は別として、キノコ狙いで山に入るのもいいかなと考え中だ。
で、スジオチバタケ?
ハナオチバタケっていうのもあり、これかな?
森林植物園から逸出したとしか思えぬシナウリノキ(ミズキ科)、小さな流れの中に5本ばかりもがすくすく育っており今が花時。
キク科植物に似て、集約雄しべの真ん中から雌しべを突き出すのだ。
ミズキもクマノミズキも、ミズキ科の植物は水分の多い土地を好んで生育するのではなかろうか、そこからすると植物園のシナウリノキはちょっと可哀そうな場所に植わってる。同様に、ハナミズキを街路樹として用いるのも可哀そうに思う。
森林植物園へ入る。
紫陽花は後半戦に入ったから、じっくり見たら弱ってるのもある。
しかし全体見渡す分には一向に遜色ない色だ。
トモエソウ(オトギリソウ科) 名のとおり花弁はひん曲がっておる。
ノリウツギ(アジサイ科)
疲れた。 長谷池のベンチに腰掛け、谷上駅前で買ったスーパー弁当にする。
おにぎりが3個も入ってる弁当とあり、これを買った日にゃ飲酒意欲が衰える。
お隣のベンチの男性、ちょっと変わった啼き声する鳥をスマホで狙ってるから、私も箸を置いてカメラ手にした。
マコト下手な囀りだけど、何とは無く「一筆啓上」と言いたそうな感じで、こりゃあホオジロの幼鳥だろと目鼻つける。
帰宅後トリミングしたところ、どうもそのようだ。
まだ大丈夫だろと思ってた洞川湖のアクシバ(ツツジ科)なのに、大方が色を変えてしまい期待外れに終わる。これも集約雄しべの中心部から雌しべを伸ばす。
疲れた脚に鞭打って、再度公園から蛇ヶ谷へ下る。
布引貯水池。 オーバーフローした水が五本松堰堤から流れ落ちる。
水の勢いで風が起こり涼やかなこと!
新神戸駅上の展望所に掛かってる温度計は33℃。
三ノ宮で冷たいの引っ掛ける気力さえ無く新神戸駅から地下鉄に乗った。
自分の限界を認知出来ないのも“認知症の特徴”と言われたことある。
ひょっとしたらその域かも知れん。