30日(日)は終日の雨と諦め、津島佑子の『ジャッカ・ドフニ』を読み継ごうと努力したが、どうにも展開が面白くなくって目の疲ればかりが頭を占める。

11時、その目を休ませようと窓に寄れば雨は止み、南西方向の空が少し明るい。

 

天気予報の“雲の動き”を見たら、どうやら5~6時間は雨が止みそうに思えるではないか、急ぎ早いお昼を済ませて地下鉄駅へ急ぐ。

ちょうど12時に谷上駅へ降り立ち、一路“兵カン道”を北へ北へ歩く。

濃いガスが立ち込め、鰻ノ手池の池面はもちろん真っ白け、道路だってこんな具合。

 

殆ど何も見えないから、ホタルブクロ(キキョウ科)の花が豪華に目に映る。

 

イヌザンショウ(ミカン科)

 

兵庫カンツリーも真っ白けで人の姿は無い。

 

いや、声が聞こえてきた・・このガスの中でプレーする人もいるんだ。

ボールの行方など分からないはず、ま、これも面白いのかな?

 

兵カン道の終点。「“太陽と緑の道”は歩けません」との表示は無い、

青少年公園方向へ車で入れるのかな?そうなら有難いけど。

 

この日唯一目指した花はキヨスミギボウシ(キジカクシ科)だったのに、

それは完璧な期待外れに終わった。

もちろんコバギボウシは暫く先、ミズギボウシを含め7月下旬に再挑戦となる。

 

ホタルガの仲間だろうから、すぐ分ると思ってたのにハンドブックに無い。

あれこれしてたらツシマキモンチラシが候補に上がった。

過去見たことあるような蛾だけど、ツシマキモンチラシなら珍しいとある。

過去見たことある・・そうだ、先月中頃に大池から歩く途中で見掛けたヤツだと思い出した。

 

げんさんの真似してみた。

 

ウツボグサ(シソ科)

 

五葉谷の流れ

 

降り続く雨で地盤が危うい? 

落石とか、ちょっと強い風で落ちてくる木の枝に注意が必要な日ではあった。

 

ハラノ23 僅かながら今年は花付けてたように思うがどうだろう、

この日は確認できず仕舞いに終わった。

 

キヨスミギボウシには振られたけど、目論見通り雨には遭わずA店で「生酒」、

惜しいことに“さんど豆の天婦羅”は品切れだった。