26日(水)、5日前に咲き始めてたコクラン(ラン科)が、しっかり咲いてくれてるに違いないとリュックに2台のカメラ入れて家を出る。

バスを乗り継ぎ“奥須磨公園口”からスタート、先ずはNさん家を目指す。

 

口吻が見えていないが、この前に教えて貰ったオジロアシナガゾウムシだろう。

 

ヤマモモ(ヤマモモ科)の実が落ちて発酵、匂いを発しており、

嗅覚に乏しい私には、樹液の発酵臭と同じように感じる。

 

ホシミスジ

 

N家に立ち寄り金槌を借りたんだが、それは金槌というよりハンマーの類で重い!

おまけに新ショウガの酢漬けも沢山頂戴したから、リュックは一挙に存在感を増し、急な登りでは後ろへ引っ張られそう・・

おらが山への登り、今回は躊躇無しに迂回路採用。

 

おらが山の花壇に植えられてるイワダレソウ(クマツズラ科)

 

乾燥や潮風に強く、踏まれても意外に平気な植物なので、

いわゆるグランドカバーとして重宝されてるという。

 

西へ進む

 

キノコなのかどうかさえ分からない。

ただハンマーと新ショウガの重さに順応してきた証拠にこんな写真も撮る。

 

やっとこせ現地に着いて藪の中へ踏み入る。

ホタルガが飛び交い、藪蚊がわんさか襲ってくる! Hさんがマダニに喰い付かれたそうなので、靴下やズボンには『天使のスキンベープ(プレミアム)』を噴霧してきたけれど、藪蚊にまでは気が回らずスプレーは置いてきてしまったのだ。

 

何これ・・あれから僅か5日経過しただけなのに花は終わっており、1回だってシャッター押す機会無く退散となったから誠に悔しい。全身汗みどろ状態・・

 

きのこ シロイボカサタケはどうだ?

 

鉢伏山頂に日陰無し、半日陰でちょっと早いスーパー弁当にする。

確か10月の定例観察会はここ、また何度も来なければならんと思えば鬱陶しい。

 

Nさんから借りたハンマー、帰って体重計に乗せたら2㎏近くもあったぞ。

 

ヨタヨタしながら長い階段を降りて須磨浦公園駅。

「ユズリハ(ユズリハ科)」と表示されてるが、葉の裏見れば側脈は少ないし網タイツ、きっとこれはヒメユズリハに違いなく、「ヒメユズリハは網タイツ!」と言った前回の甲山観察会を思い出す。

 

須磨海づり公園は台風被害後6年間も放置されたままにあった。

ところが最近工事(解体?リニューアル?)が始まったから、何処か民間が挙手したのか、それとも不細工だから撤去してるのか。

 

サクラの葉の裏側

これってキマダラカメムシの幼虫だろう。虫はこれだから気を許せない。

 

須磨海岸に海の家が建ち始めた、恐らく10軒程度にはなる。

一昔前までとは異なり、大型の店が多くなった気がする。

家まで歩いて所要4H 19,000歩  熱中症寸前かと思う部分あった。

 

先日行われた『虫の観察会』で見つかったへんてこな虫、観察会代表のNさんやムシの先生Hさんの尽力により、アリガタツユムシの幼虫だと判明した。Hさんからはその道の学術誌の一部まで添付頂いたけど、私に理解が及ぶような代物じゃない。

2019年の夏、日本で初めて滋賀県の堅田において「アリに類似するバッタ幼虫」が見つかったというのが、この虫だという。 

アリに擬態して敵から身を守ってる?そんな風なネット記事も見つかった。

 

とてもツユムシとは思えない姿だから

改めて昆虫の姿・形の変幻に驚いたものである。

 

今日は昔の同級生を中心にした『アジサイ鑑賞会』

何人かと山田道歩く予定してたが雨でコケが濡れて滑り易い、「全員送迎バスに乗って」とメール入れておいた。