21日(金)はコクラン(ラン科)を探してやろうと、前夜から天気予報と睨めっこし続けた。朝目覚めたら強い風が吹き、6時頃には景色が窺えないほどの雨になったけれど、PCで“雨雲の動き”に注視したら『9時には止み10時には晴れる』との確信に到る。

 

予測通りの時刻に雨は上がった。

ただし気温18℃で風速9mとあればいささか寒い、レインスーツの上だけ引っ掛けてリュックを背にした。

やっぱり・・須磨駅方向へ歩く途中で日が射し、レインスーツをリュックに押し込んで須磨浦公園から鉢伏山を登る。

 

須磨浦公園ケーブル山上駅、額の汗拭ってしばしの吸水休憩。

後に気付いたのだが、ここにお茶を置き忘れた。お茶など何とでもなる街中の山だけど、ペットボトルケースは上物、モッタイナイことした。

 

さて本日の目標であるコクラン(ラン科)探し開始。

コクランは常緑とありこんな株がある、左は去年ので右は本年度株。

ただちょっと早過ぎたかな・・蕾ばかりが目立つ。

 

私の記録によれば2022年7月10日、3人でここへやって来てるんだが全て花は終わってた。そこで『6月20日頃が適期か』というメモを残してた関係もあり、今回は自信満々?だったのに。。。

 

うん、花穂は下部から咲き上がりつつある(実際目では分からないほど小さな花)ように感じる株も見つかり、数えてみたら48回もシャッター押してた。

 

大部分はピントが合っておらず消去の運命。

ただ私はこの2枚葉(根生葉)に魅力感じてる、その昔から。

 

中でもちょっとマシなのをトリミングしてみたら、大きくてそっくり返った唇弁と黄緑色した蕊柱?が見え、下方へ伸ばした側花弁や萼片も見えなくはない。

側萼片を距かいなと勘違いしてたが、この花に距は無いんだとハンドブックにある。

 

うん、咲き上がるのは4~5日後? もう一丁!と思ってるがどうなることやら。

ここにコクランが咲くって教えて下さったのはYさんで、以来ほぼ毎年通ってる。

稀少な植物を教えて貰う度『大事にせねばな』と思うのに、持ち帰る人がいるってのは心底理解に苦しむ。

 

旗振山~おらが山~須磨離宮公園経由で帰宅

所要5H 25,000歩