19日(水)、4年ぶりになるだろうか網引湿原へ向かうことになった。
ところがJR神戸線は人身がらみでストップ、代替電車も混乱してどうなることかと思わせる部分もあったけど、予定通り湿原に入ること叶った。
我々3人と同じく湿原へ向かうMさんに、ここ何年も顔合わせること無かったMさんグループと同じ電車になり、お互いに見つけ合った花を言い合いながら湿原を周回、涼しいベンチで昼食になった。
話は出発地点へ遡る。
駅前に茂る大イチョウは樹齢80年超と書いてある。
駅前の看板。こんな状態のイチョウに出合ったのは既に15年近くも前。
加古川にお住まいだったKさんの車に乗せて頂き、北条鉄道周辺の寺院や五百羅漢など案内して貰ったのに、その後体調崩されあっという間に向うへ渡ってしまわれた。
お酒も飲んだしカラオケにも・・
あまり好きじゃ無かったネムノキ(マメ科)だが、最近になってこの中途半端な色具合が好ましく思えるようになってきた。
ホタルガ
保護区へ変なの持ち込まぬよう、小さな流れに靴を浸す。
遠い部分にカキラン(ラン科)の群生。
遷移・・何処の湿原にも徐々に土砂が流れ込み、その範囲は狭まってくる。
それはもうどうしようも無いんだろうが、せめて我々に出来ることは『踏み荒らさない』、これに尽きるのではなかろうか。
近い部分にカキラン
年に一度はお目に掛かっておきたい花のひとつで、ここのは豪華。
本日の大目標はこれ、コバノトンボソウ(ラン科)である。
距をスッと跳ね上げた姿こそ美しく、ロシアのバレーを思わせる。
時期的に諦めかけてたトキソウ(ラン科)、遠いけど見ること叶う。
何故か自分でも分からないが、やっぱりラン科植物には魅せられる。
ハッチョウトンボの♀が見つかったけどファインダーでは確認出来ぬまま・・
♂!! 9回シャッター押してるのに全部ぼけぼけだから悔しい。
帰途、池の向こうの白い花は何?と言い合ったが分からず仕舞い。
こうしてみたら、なんのクチナシ(アカネ科)ではないの?
ゾウムシの仲間だとは思うけど・・オオゾウムシ?
いずれにしろ、この日の目標としてた花には全て出合えたから大いに満足。
おまけに、10年近く前に我が班の班長さん努めて下さってたTさんとも電車で一緒になりお元気そのもの、ホント楽し嬉しの一日を過ごせたことになる。
Tさん、全然変わってない。 これから何処へと問えば「さあ分かりません」
こんなキャラクターって凄く良かったのに、退会されたのは我々にも一端の責任あるような気がしてる。
今日はホント久しぶりで“森の観察会”に参加する。
痒い痒い病後、どんな訳か大勢の中に入るのが困難・・でも一度は会っておきたいラン科植物を期待してる。