17日(月)の朝、前夜に頂いてたメールに気付き急遽丹生山へ向かうことにした。
もちろんこの時期の丹生山地だから、数年に一度しか花を付けないフジキ(マメ科)期待だろうし、ハグロソウ(キツネノマゴ科)の在処も教えて貰いたいのだ。
先ず驚いたのは衝原バス停前に完成してる“つくはらキャビン”。
これって大師道の猩々池北側に出来たのと出所は同じTREK KOBE、神戸市のどっかの部署の企画に違いない。
しかもである、トイレはOKとしてもシャワールームが2つもあるじゃないか!
サイクリスト目当ての施設だとしても、こんな場所でシャワー浴びるってどんな人?
バブル期なら分らんでもないが、借金まみれの財政なのにと神戸市にモノ申したい。
今年初めてのネジバナ(ラン科)
ひょっとして毛の無いハチジョウネジバナかと色めき立つも、
毛はいっぱいだった・・
丹生神社へ向けて林の中へ入る。
う~ん、何年振りになるかなこの道。
恐らく10年振りに近く、途中まで進んでやっとこせ思い出す始末。
途中で丹生山縦走路と合流し、今回は裏参道を案内頂くことに。
もちろん視線は地面へ。
うむ、マメ科の花だよな?
そうか、期待してた通りフジキ(マメ科)が咲いてるのだ。神戸市RDのCランク。
高木とあり上方は十分窺えないけど、少なくとも3株は確認できる。
あちこちでトチバニンジン(ウコギ科)が目に付く、今が花時なんだ。
期待してたマルミノヤマゴボウ(ヤマゴボウ科:神戸市RDのBランク)にやっと出合えた! この周辺に咲くことは随分な以前に聞き及んでたが、何故か来る機会に巡り合えなかったから初見参、夏に咲く外来種ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)と違って今は赤味が少ない。
既に実になりつつあるんかと思ったけど、
それは子房が大きいだけで今が花時だった。神戸市RDのBランク。
何年振りかで丹生神社前、椅子を広げてランチタイム入り。
六甲縦走路の西側が望めるもののいささか遠い、菊水山が分からなかった。
下山は表参道。
注意書きにある通り苔むして滑り易く、三度もヒヤリとさせてくれた人あり。
かく言う私も、飲まなくて良かったという場面が二度あった。
表参道下り切ったところにもフジキ(マメ科)があって、僅かながらここでも落花してるの見つかる。羽状複葉で、小葉が互生してるのがフジキの特徴だという。
暫くして「ハエドクソウが」という声に引き返す。
ハエドクソウ(ハエドクソウ科)なのかナガバハエドクソウなのか・・
2裂する上唇には肩が無い・・
この部分で見る限りナガバハエドクソウだと言わねばならぬ。
どんどん下って丹生神社宝物殿
丹生神社前バス停で蛇。
可哀そう、臆病な彼だって逃げ場に困ったら対決姿勢とらねば仕方ないのだ。
そっと横顔撮ってやる。
視線外してやったらバックしてった。
附近は田圃だから、オタマジャクシやカエルを好物とするヤマカガシなんかな?
収穫多い丹生山系だった。
ならば五葉谷でもフジキが咲くのでは? また目標が増えた。
今日はジャカランダの花を観てから兵庫津散策の計画あったけど雨模様、
小雨程度なら直射日光浴びるよりマシだと思ってはいたがかなり強く降ってる。
植物観察ばかりじゃなく、色んなことして遊びたい年頃になった自分がいる。