1日(土)、ちょと計画してたことあったのだが、右足小指の外側に出来た『魚の目』が痛くて満足に歩けない。魚の目は、足の皮膚などが繰り返し物理的な刺激を受けることで肥厚し、それが芯になって皮下へ陥没することで神経に障るという。

 

3日前からスピール膏貼り付け、一定皮膚が白っぽく柔らかく変化してるのに、なかなか剥ぎ取れるところまでいかず、靴を履かない状態でもズキンと痛むことさえある。加えて足の裏の皮膚も2ヶ所で硬くなりつつあるから、これも魚の目に発展しかねず気が重い。

 

魚の目は痛くてもこのお天気、包帯を何枚も重ね合わせ小指を保護しながら靴を履き、向かったのは須磨離宮公園。直射日光は厳しくとも湿度が低いようで助かる。

街中ででも見掛けるベニシジミだが、なかなかの美形とあり追う気になる。

 

新型コロナ以降、世話する人も散り散りになったのか、離宮公園のバタフライガーデンは荒れてしまいチョウも少ない。

 

そんな中でルリシジミ?

 

トンボは難しいくハナから諦めてる。オオシオカラトンボの♀かな?

 

須磨離宮公園の“バラ展”は本日6月2日で終了となるが、少ないながら園内には新鮮な花も残ってる。

 

そんな花を求めるかのように、かなりの入園者がある。

 

 

ふと思い出したのが菖蒲園、ひょっとしてアヤメ(アヤメ科)が・・と。

 

 

good timing、見頃に行き合えた。

 

アヤメは野生のノハナショウブから品種改良が行われ、特に江戸時代には藩の威信をかけた開発競争になってたという。

 

 

 

 

 

 

アヤメを満喫して須磨寺公園

今ではホテル壽楼も寂れてしまったが、半世紀前は夜桜とかで大いに賑わってた。

 

魚の目を保護してた包帯、靴の動きでどっかへいってしまい痛い!

JR須磨駅前のベンチに腰掛け「今少し、今少し痛みよ去れ」と靴の紐さわる。

須磨海岸のハマヒルガオ(ヒルガオ科)、ここ暫く咲き続けることだろう。

それにしてもこの花、茎は砂の中に埋め、葉と花だけ地上に出すから面白い。

 

泥を練ってるのか水飲んでるのか、いずれにしろコシアカツバメである。

 

今回初めてハマボウフウ(セリ科)の花を観た。

いろんな色が混じっておる・・

 

 

ルーペ。

小さな花が4~50個塊になっており、5個の雄しべと白い花弁が見える。

 

色違いのにルーペ当てたら雌しべが。雄しべも花弁も全て落としてる。

 

ハマボウフウの花は雌雄同花で雄性先熟、花の初期は雄性期で後期は雌性期になり、その後赤紫色した球状の果実になる。でもパット見はそんな感じじゃなく、雌雄異花のように思えるのだった。

 

痛い足を騙し騙し東へ歩く。

コゴメバオトギリ(オトギリソウ科)の時期だった。

 

終盤に入ってたが花弁の周囲に黒点が確認できる。

ヨーロッパ原産の外来種である。

 

何これ? 

そうか、この日が『KOBE SUMA シーワールド』のグランドオープン日・・

それにしてもカンカン照りの12時半、2列縦隊はU字型に100mばかりもあり、入場制限してるんだろうチケット売り場(自販機)も休止中。

こんな場面で倒れられでもしたら、シーワールドとしても面目無いで済まされまい。

 

そのまま家には向かえず、図書館で“魚の目”なだめてからの帰宅になった。