24日(金)、「虫の観察会」参加のため神鉄鵯越駅へ向かった。

集合時刻の10時に23名もの“好き者”が集まり、HさんやWさんにNさんを先導者として観察が始まる。

ただスタート地点から暫くは一列歩行を余儀なくされて解説は耳に届かないので、久しぶりにお出会いした方たちと雑談しながら広い場所を目指す。

 

広い場所へ出たところで、いきなりイシガケチョウがイヌビワの葉に舞い降りた。

遠い葉陰ではあったが、イシガケチョウの一番好ましい姿の一端見ること叶う。

 

23人が一塊になってもいけない、一定ムシに詳しい方の傍にくっ付きながら歩く。

 

ハリカメムシ

カメムシの仲間は農作物に被害を与えるところから、害虫扱いされるものも少なくないらしいが、このハリカメムシはどうなんだろう? 我がマンションの外壁には、3月の上旬からアオツヤカメムシがやって来てる。

 

テントウムシといえば「♬赤・青・黄色の衣装をつけた・・」程度しか知らなかったが、これは誠に微小なキイロテントウ。

実はもっともっと小さいテントウムシの仲間が沢山あるそうな。

 

カミキリムシの仲間も衣装に凝ってるものがいる。

なかでもこのラミーカミキリの青い衣装は見ものなんだが、露出が合わず白っぽくしか見えない。

 

“いやいや虫”なんて呼ばれることがあるフクラスズメの幼虫。

威嚇する為なんだろうか頭部を激しく振る。

 

またイシガケチョウ‼ 

葉裏に止って宜しくないが、翅の石垣模様だけはハッキリ見せてくれる。

 

蛾の仲間に美形は少ない。

ただしこの小さなマドガは白・黒・金という贅沢な姿、願わくはも少し胴体を細く。

 

こやつはいつも丸まっておる。

ハバチの仲間らしいけど聞き逃した。

 

体形からしてヤガ科なんかな?蛾の写真撮って帰ったら、夕食後エライ目に遭う。

小さな図鑑ぺらぺら捲りながらこれでもない、あれでもない・・

 

ヨモギハムシだと教えて頂く。

ハムシの仲間には瑠璃色したのが多く、光が当たればくっきり輝く。

 

四阿でお昼。

ベンチでゾウムシの仲間を見付ける。オオゾウムシ?

 

Hさんに教えられるまでも無く、トイレには様々な虫が集まってくる。

ここ烏原のトイレにも・・シャクガの仲間だろう。

 

昼食後の同定。

鵯越駅から普通に歩けば15分の距離に3時間掛けておる。

こんな歩行に慣れぬ私はすっかり草臥れ、ただ見守るより外に無かったが、40種以上もの蟲を見つけたようである。

 

14時前に解散となる。。。正味15分しか歩いていないので、貯水池を周回してそのまま自宅まで歩くことにする。

ミヤコグサ(マメ科)には毛が無い。

 

ヒナキキョウソウ(キキョウ科)

北アメリカ原産の外来種で、今道端でも沢山見掛ける。

 

清水さんのハンドブックには、「花は下部から順次咲いていく」とあるが、どうも大部分は閉鎖花のように見受けるがどうだろう。

 

暑い一日だったから、帰宅後すぐに缶ビール手にする。

ふた口み口流し込んだところへ電話、その内容は私が最近一番待ち望んでたものである! そうか、上手く運びつつあるんだ。近い内に祝い酒などせねばならんし、こんな嬉しいことが身辺で起こるのなら、今少し寿命を頂かねば逆恨みすることになる神様仏様を。

 

今日は六甲山GHの駐在、ちょっとのんびりさせて貰おうと悠長に構えてるその反面、

28日(火)の『野うさぎの会』を案じてる。

降水確率90%、今回中止となれば3ヶ月連続になってしまうから困惑する。