10日(金)はM小学校GSの下見。

それは午後もかなり遅い時刻からとあり、思わぬ余裕が生じたことになる。

そこで朝から蝶と蛾について少し調べてみようと気持ちが動いた。

我々も英米人も蝶と蛾は頭の中で一定区別してて、英米ではチョウをbutterflies、

ガをmothsと呼ぶ。

 

モンキチョウ(バタフライ)

マイマイガ(モス)

 

ところがヨーロッパの一部では、蝶と蛾の区別などしないんだと聞いた覚えあるし、この前の『虫観下見』時にもちょっとした話題になったのだ。

区別しない国としてドイツとかフランスの名が挙がったけど、私は内心「いや、そうじゃなかろう」と思ってた部分があるのは、スイスに留学してたUさんの話が薄っすらながら頭に残ってたことによる。

 

ドイツではチョウやガをschmetterlingと呼び、特に意識してガを言う場合はmotteとする。フランスではチョウやガをpapillonと呼び、意識してガを言う場合はpapillon de nuit、いわば“チョウでないチョウ”と表現するらしい。

日本や英米ほどには区別しないが、『チョウもガも同じようなもの』として扱ってる事に間違いは無いようだ。

 

分類学上からすると、「ガのグループにチョウもいる」という位置付けになるとか、そりゃそうだろう、種類・数からみても圧倒的にガが多いんだから。

こんな部分に関しHさんから、ヘルマン・ヘッセの『少年の日の思い出』なる短篇を紹介して貰い、急ぎ図書館へ予約入れた。こんな刺激?貰えるって実に嬉しい。

 

瓢箪から駒じゃないが、6月18日(火)に『ジャカランダの花と兵庫津歴史散策』が計画され、どうやら私がコース案内者に・・

おおよそのコースは把握出来てるが、ただ単に史跡やお寺を連れ回るだけでは興醒めとあり、事前に簡単な資料づくりすることにしてる。

何するにしても手際が悪く、遅々として進まないのだが、こんな日をこそ利用してと3頁の案内文(案)に作り上げた。

 

ただ心配なのがメインとなるjacarandaの花。

どうもコヤツは気儘な性格で、見事に咲かせる年あれば、おざなりに僅かな花しか付けぬ年もあって、そんな部分にまで責任負えませんよとだけは言っておきたい。

 

午後3時30分、摩耶ケーブル下駅にグリーンサポーター6名が集まったのは良いが、なんとケーブルは運休しとる・・このケーブルだけはほんとアテにならないから困る。かと言ってこの時刻から徒歩で摩耶山登る訳にもいかず、駅前の公園でM小学校の担当教諭と1時間ばかり打ち合わせて撤退せざるを得なかった。

 

抽斗の少ない当方としたら、下見せずして本番に臨むなどそら恐ろしいのだが、空いてる日は本番直前の14日(火)しか無い、ここは一鞭いれて!