8日(水)、思惑通りトップで処置室へ呼ばれ、液体窒素を額に押し付けて貰う。
今回の処置は医師だったので、「これって何なんですか?」と聞いてみたら、紫外線による皮膚の劣化による小さなイボでしょうと・・
主治医は皮膚癌も視野に入れてたようだけど、どうやら単純な皮膚の故障みたい。
会計も早い、9時10分に病院を出て、やはり気になる烏原貯水池へ向かう。
前日初めて観たアケビコノハの幼虫は、カメラ・スマホの攻勢に怯えたのか緊張したのか、少し丸まり過ぎて来年のカレンダーには向かないみたいだし、やはり『自分の目で見付ければ嬉しさ2倍3倍』に違いないという思いも強い。
これは前日に撮ったアケビコノハ幼虫、背中丸めた防御態勢。
前日とは異なるルートで石井町から烏原貯水池を目指す。
極々普通種のコガタルリハムシの♀を思わせる。瑠璃色に光リ輝くんだが、いつ見ても垂れ流しだからいささか幻滅す。
ヤマトシリアゲ、精一杯尻を巻き上げてるから♂
ミヤコグサかセイヨウミヤコグサか、
ふむ、萼や茎葉に毛が多いからセイヨウミヤコグサ(マメ科)としよう。
貯水池の四阿近くに、天然記念物に指定されてもおかしくないアキニレ(ニレ科)の巨木が2本あって、「この筋骨を見よ」と言ってるみたい。
ところがである、西側のアキニレは全面芽吹いておるのに、
東側のは大部分芽吹いておらず、よく見たらキクラゲの生えてる枝も目立つではないか。もう寿命なのか近年の内に切り倒される運命にあるようだ、可哀そうに。
カラムシの葉が丸まっておる。ここはひとつ自分の手で中を観てやろう。。
やっぱりアカタテハの幼虫が潜んでた。これもちょっと可哀そうなことしたな。
見付かった! 地上3メートルくらいの場所で枝を掴まえることも出来ないから、仕方なくカメラでズームする。間違いなくイシガケチョウの幼虫ゲットだ。
暫く歩いて別のイヌビワには、イシガケチョウの蛹がぶら下がってるではないか。
蛹の表面、何とは無く石垣模様に見えるがどうだろう。
枯葉を丸めてるヤツがいる。
無暗なことするのは可哀想、そのまま放置することにした。
西側の遊歩道では沢山のアケビを見ること出来るので、丁寧に丁寧に見て回る。
ラッキー、枝被りながら自然態
どうよこの迫力!!
別の場所で、この日2匹目のアケビコノハ見つけた。
これも自然態でなかなか宜しい、来年5月のカレンダーに採用決定だ。
ケヤキ(アサ科)の葉っぱ全面に発症したケヤキハフクロフシ、間も無く開裂してケヤキヒトスジワタムシが飛び出すそうだ。ケヤキも苦労しておるが痒くはないだろ。
二匹目の泥鰌どころか3匹も4匹も手に入れて気分良し、鵯越駅から長田神社方向へと下る。その途上、あれれ、獰猛?なスズメバチが頓死しておる。
所要4.5Hだった。
カミキリの仲間ジョウカイボン、帰宅後その名の由来を調べる。
甲虫ジョウカイボンの名は、高熱出して死去したとされる浄海坊(平清盛)に由来するという説が有力みたい。
別の科に、良く似たアオカミキリモドキという甲虫が存在してて、どうもそれと混同されて命名されたらしい。このアオカミキリモドキは甲虫であるに拘わらずカラダが柔らかく、触れると簡単に潰れて有毒な体液が飛び散り、それが皮膚に触れると熱っぽい痛みが当分続くとか。
また敵に襲われそうになった場合、関節部分から毒液を出すこともあるというが、命名者はその毒液に触れたに違いなかろう。