5日(日)は他班の定例観察会最終下見日だったけど、電車・バス・ケーブル・バスを乗り継いで現地へ向かうのは正直面倒だし、インバウンドで六甲山はかなり混みそうとあり、この日も一人歩きすることに決めた。

 

目標はウマゴヤシの仲間とツメクサの仲間の判別法・・

ややこしいことにクスダマツメクサとコメツブツメクサ、ウマゴヤシにコメツブウマゴヤシなんかがあって、過去しっかり観たこと無いのだ。いや、観てはいても頭の中での整理は全く出来ていない。

 

ところが帰宅して写真をPCに読み込ませたら、何としたことか次の通りで悲しい。

ピントが定まらないけど花は穂状と言って良いかも。

 

花後も花弁は残って下向きになっておる。

 

托葉に切れ込みは無いから、これはクスダマツメクサ(マメ科)でどうだろう。

 

次いでこれ、花は球形に付き花後の花弁も順次下向きになっており、

 

托葉に切れ込みも見つからない。コメツブツメクサ(マメ科)でどうか。

この後も似たような花探しながら歩いたけれど、ウマゴヤシの仲間は目に入らず仕舞いとあり、近々の内に出直すことになる。

 

園芸種の逸出ヒルザキツキミソウ(アカバナ科)

もちろん粘着糸で花粉は数珠繋ぎになっておる。

 

小学校時代に一緒だったTさんと出逢い、暫く立ち話。

彼女、つい最近転倒して小指を随分傷めたらしいが、まずまず元気そう(口だけは)で安心する。

これも園芸種のテイカカズラ(キョウチクトウ科)の仲間に違いない。

 

街中の花は逸出種が多いから何とも言い難いけど、タツナミソウ(シソ科)の仲間。

 

鵯越駅から菊水山方向へ歩く。ニシノオオタネツケバナ(アブラナ科)だろ。

 

コミスジ

 

ツルウメモドキ(ニシキギ科)の雄株。

花は5数性で花弁が5個に雄しべが5個。

 

鈴蘭台浄水場を経て石井ダムの下へやってきた。3日連続の外出で脹脛は張ってるけど、これを越えて更に1時間歩かねばお昼にありつけぬ。

 

暑熱順化中に熱中症なんて最悪だから、1段1段息を切らせぬ程度で登る。

300段超を登り終えて下方を見渡せば、山はどんどん黒っぽく染まってきた、

いよいよ夏到来という訳だ。立夏。

 

左がイヤガ谷東尾根南峰であり、その奥の岩が名号岩。

 

菊水山の鈴蘭台側登山口へやってきた。

エニシダ(マメ科)には、翼弁もほぼ黄色というものあれば、

 

このように翼弁を赤っぽく染めてるものもある。

いずれにしても凄い数の花を付けるから、過度な繁殖は控えて欲しいと思う。

 

「隙間こそ我々の棲家」と主張するようなペラペラヨメナ(キク科)、一帯の石垣の優占種である。

 

その花の舌状花を見たら、蕊を持っておった。

 

有難いことにお昼頃から風が吹き渡り、汗を冷やしてくれるから嬉しい。

ニワゼキショウ(アヤメ科)

 

花を割ってみたら、如何にもカワユイ雄しべが3個見える。

花被片が6個だから、ニワゼキショウの花は3数性ということになろうか。

 

お茶以外に持参してなかったから、北五葉?にある店へ入って遅掛けの昼食。

本数の少ない“しあわせの村入口”のバス停『星和台南』で時刻表見れば10分待ち!

という幸運に恵まれた。

所要4.5H 23,000歩

 

昨夕、I ドクターから電話が入り、「板宿から須磨離宮公園の予定に変更無ければ連れてって」 午後から降水確率高いけど、このコースなら何とでもなるだろうとOKし、慌ててNさんとMさんに連絡入れた。お昼はどっかのお店で昼飲み間違い無し・・