27日(土)、同行者を得て武庫川流域を歩くことになった。
一番の目的はクゲヌマラン(ラン科)なるギンランそっくりの花で、去年たまたまお出会いしたKさんに教えて貰った稀少種、ギンランと違って距が目立たないのだ。
スミレなどに目立つ距に目を向けた覚えあるが、キンランやギンランにも距があるのかと目からウロコ状態だったの思い出す。
よその方のblogによれば終盤らしいく、急遽この日の曇天を利用する。
覚悟してたが、なんの新鮮な花も目立って去年より多いではないか。
距、確かにそれと思われる部分は無いっていうか目立たない。
イブキシモツケ(バラ科)は崖が好き? いっぱい咲いておる。
何日か前からタネツケバナの仲間に注目してて、さてこれはオオバタネツケバナ(アブラナ科)で宜しかろうということになった。
そう同定した理由は“側小葉が全縁”・・まあその程度の知識しか無いし、それ以上追い詰めてやろうという気合にも欠けておる。
ミツバウツギ(ミツバウツギ科)はこの辺りでしかお目に掛かれない。
傘を必要とする程では無いけれど曇り空に小粒の雨滴、約束と違うじゃないか。
だから写真もブレてヒメウラナミジャノメ、まあこれから長いお付き合いになる。
極々普通種のゴマダラエダシャク
気候の変動がおかしいから、ある花は早くある花は遅いとあって戸惑う場面は多い。
カマツカの花は小さいけどバラ科、くっきりした目鼻立ちしておる。
好きなハルジオン(キク科)だけど、雨滴で化粧落としてしまった感じ。
クロコノマチョウは大きいから目立つ。
武庫川右岸道を歩いてシライトソウ(シュロソウ科)の下見。
まだまだ蕾だから、やっぱり5月中旬頃かなと目鼻つける。
ただ、中には気の早いヤツもいて迷わせる。
ツチアケビ(ラン科)が10cmばかり伸びてきた。
そうか、土曜日だったか、ハイカーが多い。
ゴミ出し当番しない男性は曜日を違えるんだとか・・・
おお、キシダマムシグサ(サトイモ科)かな、
附属体が2本立ち上がってるの見つかる。
もっと気温上がると覚悟してたけど終日20℃くらい?
快適に新緑の武庫川沿いを南下する。
外来種として大いなる問題あるらしいがオオカワジシャ(オオバコ科)、
このブルーには魅了される。
blogを書こうとしたら、時として『去年の今頃書いた記事』というのがモニター上に現れることがある。そうだった、去年の今頃はまだまだ“痒い痒い病”癒えておらず、淡路島の断食道場まで考えてたんだ・・