22日(月)は何処を歩いてやろうかと、前夜から思案重ねてた。

朝起きてもコースが決まらないのは、この時期に観たい花は一定順調に進んでる証拠かも知れないと思い至り、ならば“歩こう”となる。

但し朝の気温は既に17℃もあり、日中は23℃にまで上がるらしいから無理は出来ない、8時に家を出て板宿経由で妙法寺方向へ歩く。

 

その妙法寺近くでヒメコウゾ(クワ科)の花。

雌雄同株の雌雄異花(本来は雌雄異花とだけ言えば良いと思う)、雌花が長い花柱を伸ばしてる。新枝の根元にはまだ蕾状態の雄花が見えるから、雌性先熟なんだろう。

クワ科とあって実は食べられる。ただこの雌しべの性格が悪いから、口の中がチクチクしていけない。

 

妙法寺から横尾へ出て椿谷公園の中へと歩いてたら、フジ(マメ科)の花が目を惹く。大変上品な紫色が多くの人に好まれてる。

 

如何にも虫媒花の様相、ホバリングしてるクマバチなどの世話になってるはずだ。

 

啓明学院の側を歩いて奥須磨公園へ入った。

コマユミかなと思いつつ写したんだけど枝に翼がある、ニシキギ(ニシキギ科)だ。

 

おらが山の登り口にマツバウンラン(オオバコ科)の群落があり、今回もレンズ向ける・・が、またまた失敗。すーッと伸びた細い茎が一緒でなければ、この花の美しさは表現できないのだった。北アメリカからの長期滞在型インバウンド。

 

おらが山から旗振山を登り、塩屋駅方向へ下りようとする。

須磨浦山上公園で早目のお昼を済ませ、脇に目を移したらハマナス(バラ科)の蕾が膨らんでおった。「♬知床の岬・・」で知られる通り北海道・東北中心の植物、オレンジ色に熟した実は美味しく食べること出来る。

 

塩屋駅から国道沿いを東へ歩き、須磨浦公園から海岸線へ降りる。

ん?須磨海づり公園再整備工事とある。

台風で被害出たまま何年も放置され、神戸市もすっかり困り果ててた公園だけど、どっかの企業が挙手したのかな?

 

ハマダイコン(アブラナ科)が満開!

 

泥を運ぶツバメ

 

須磨海岸の潮干狩り、平日とあって閑散。

もっとも大人1,800円 子ども800円とあれば敬遠されるに違いない。

しかも大人で持ち帰りは700g、子どもで300g・・

 

須磨海岸の整備事業は3年目に入ったんでは?

一体全体何をしようとしてるのか分からない。

 

どんどん東へ歩く。 妙法寺川河口のはユリカモメ?

 

5時間半で29,000歩 珍しく交通費0の日になった。

 

今日は『野うさぎの会:例会』なんだが、昨日15時頃の予報では終日1mm(霧雨程度?)の雨とあり中止のサイン送った。

2ヶ月連続の中止は残念、6月は頑張って花探しせねばならない。