15日(月)、仲間の何人かが兵カン道歩くようなLine情報得たので、ならばオイラも参加させてと谷上駅へ向かった。スミレ科なんて全く知らないも同然だから、そのコースに点在するスミレのひとつでもふたつでも教えて貰いたいと思ったのだ。

 

いきなりこれって? 

前日はネコノメソウの仲間と決めつけ素通りしたのに、「トウダイグサ(トウダイグサ科)ではないの?」 言われてみれば当たり前、湿地を好むネコノメソウの仲間がこんな石垣の隙間から顔出すはずもないのだ。

 

受粉した子房はこてんと横になる・・まさにそのトウダイグサだった。

 

続いてこれ・・全く分からない。

千切ってみたらシソ科の花だろうとは予測できても、それ以上は無理・・

「トウバナ(シソ科)」

秋に咲く仲間は一定教えて貰ったが、これが本家筋だったんだ。

 

これって・・と思ってたら、地面に這いつくばって匂いを嗅いでる。

「あまり匂いはしないけど、ニオイタチツボスミレ(スミレ科)」だとか。

図鑑には“唇弁が大きい”なる記載あるが、そうとも思えない。

 

ツボスミレ。

これは去年まで知ってたけどすっかり忘れてた小さな花、腎形の葉が目立つ。

 

これがコスミレだったのか。二等辺三角形の葉は、何故か少々白っぽく見える。

 

如何にこのフデリンドウが日光に敏感なのかよく分る。

晴天の前日はあれだけ元気良く開いてたのに、日差しの弱いこの日は蕾んでるのもあって賑わいに乏しい。

 

オヤブジラミだろと言ったら、すぐに「ヤブニンジン(セリ科)」と訂正受けた。

言われてみれば葉の切れ込みも毛の在りようも全然違ってるのだ。

 

目の付け所が先輩方と違ってる、いやそんな単純なものではなくって植物に対する『純真さ』の問題、言い換えれば真摯な姿勢に欠けておるのではないかと考え込む。

が、今更『純真さ』と気付いても言われても立ち返りようも無し、山田道の木陰に椅子を開き、ワイン飲みながらのランチタイムを楽しむ。

 

さあ今日は大阪・森ノ宮公園での『木下大サーカス』

サーカスなんて恐らく小学校時代、親に連れてって貰って以来だから、大いに楽しみにしてきたし、もちろん終了後はみんなで酒盛りだろう、有難いことである。