6日(土)、朝早く起きて、朝早い電車・バス乗り継ぎ西宮の甲山森林公園管理棟前に17名の班員が集まる。班長さんから一定の指示あって会員の到着まで心の準備せねばならない。そんな折にKさんが、コゴメイヌノフグリなる外来種の花を持参下さり、この仲間のエライオソーム量の多寡について教えて貰う。

 

アリ散布・・少なくともこの仲間では、エライオソームを沢山付けてる果実がアリに喜ばれてるそうなのだ。ただ一言でエライオソームと言えど、多ければ良いと言うものでもない? 要するに質の問題も絡んでる可能性ありそうだが、少なくともこの仲間では同質のエライオソームなんだろう。

 

約30名の会員さんを4つの班に別け、10時に管理棟前を出発して“軽登山道”へ向かう。私は相棒Tさんと一緒に後ろに付いたり前へ出たりしながら観察会の様子をうかがう係なのだが、本番時には当然案内役が回ってくるだろうから、見習わねばならぬ点に気を付けておく必要がある。

 

仏生ヶ原で給水休憩。

私がイボタロウムシの蝋を見逃した為、何人かの会員さんに暑い目に遭わせたから申し訳ない。もちろん当方も背中や額に汗、気温は20℃にまで上がったようだ。

 

まずまずの時刻にレストハウス到着、40分のレストタイムをとる。

お昼の時間って微妙、30分は短く40分がベストみたい。これ以上長くなると午後の行動はうんとノロくなるというのが過去の経験。

 

魚類の性転換は良く知られてるし、マムシグサも典型的な性転換をすると聞いたことあるが、このモチノキ(モチノキ科)の大木までが性転換するなんて知らなかった。

東京大学のセンセの論文がネットに出てるが難しく、私には読めない。

ただしマムシグサ同様に、果実の形成量に関係あるのかなという程度。

で、これは雄株状態にあるんだろう。

 

観察会終えて甲陽園駅前のお店へ向かった人もいるが私は電車に乗る・・

前日「皮膚癌・・」と言われたこともあり、気になって元町駅近くで皮膚科に勤めてられた看護師さんに診て貰うことになってたのだ。

ところがY看護師さん、「ん? ん? これって・・」

そう、液体窒素で焼いて貰ったと答えたところ、「これじゃ何も分らんよ」

仕方なく二人して居酒屋へ入ったのである。