14日(木)の『草の観察会』をスルーして気儘に歩くことに決めた。

去年6月頃に“痒い痒い病(疥癬)”が治癒したにも拘わらず、『草観』や『森観』に加え『きつつき工房』や所属班の『観察会下見』にさえ気持ちが向かわず、前日の『環境体験学習サポート』の研修会時にも「山さん、久しぶりやな」と言われる始末である。

 

メンタルクリニックの老センセの話によると、「長期にわたる拘禁とか戦地からの帰還者や、厳しい病に晒されてきた人にみられる一種メンタル面の傷かも知れぬから、当面自分の気が赴くままにしたが良い。そうでなければ単なる“人疲れ”かもね、いずれにしろ旧に復そうと焦るのは禁物」なんだそうである。

 

鵯越駅前でバスを降り、イヤガ谷川を渉る。

実はここが一番の難所で、水量多ければもちろんコース変更するつもりでいたが、幸いそうでもなくて無事渉り終えた。それにしてもここの石はよく滑り、慣れてる私でさえヒヤヒヤものの僅か5メートル。

 

菊水山のすぐ西側がイヤガ谷川であり、そこから急な尾根筋が立ち上がっておる。

鵯越駅からイヤガ谷東尾根の北端まで3.5kmと読める

 

やや急な登りを暫く辛抱すれば快適な水平道になる。

ただこの辺りもイノシシは多く、ついさっき掘り返したような痕があちこちで見受けられるから、単独の場合は何と無く不安になってしまう。

 

ぬた場も点在しとるし。

 

久し振りで、そう、9年振りくらいでイヤガ谷東尾根南峰を目指すことにした。

この数メートルを登れば南峰なんだけど、下りでお尻つかねばならぬほど風化が進んだザラザラ坂、もういいわと引き返すことにした。

 

次いで立ち寄ったのは“大岩”

谷を挟んだ東側に菊水山が盛り上がっておる。

 

石井ダムに通じる橋が眼下に見える。

 

お茶飲みながら北側へ目を移す。

右の白い建物は神戸中央病院(旧社会保険中央病院)で、今は亡きFさんの娘さんはこの病院に勤めてられたのだ。背景の山並は丹生山系である。

 

鈴蘭台地区を歩き“しあわせの村”へ入った。

長い間お休みになってた温泉棟の工事が始まっており、貼紙読む限り4月にはopenとなりそうだった。ここ“しあわせの村”からバスで帰っても良かったけど、翌日は市民病院で検査漬け予定で歩けない、もう一丁!とばかり獅子ヶ池公園へ向かう。

ふむふむ、テーブルと長椅子の差し入れがあった?これなら“焼きそばパーティー”出来そうであるな。

 

長い腰掛けも新たに設置され、「ようこそ獅子ヶ池へ」なる標識も見つかって嬉しいではないか。獅子ヶ池を美しくする会のメンバーに感謝せねばならん。

 

同じカワヅザクラでもこれだけ色が違ってる、緋とピンク。

 

もちろん私はこっちを好む。

 

獅子ヶ池から鹿松町へ下り、ヨロヨロしながらだけど高取山を登り返す・・

その急坂は30cm程度の歩幅でしか歩けない、それでも山頂直下の月見茶屋へ辿り着いたからビールでもと店内覗く。

何とまあ、営業は朝6時から9時までと貼紙されてた。

 

茶屋を運営するってお金持ちにしか出来ない、そんなことに最近気付いたのである。

所要5.5H 31,000歩

 

今日は忙しいぞ

先ずは血液検査。その結果をみてCT撮り、次いで上部消化管内視鏡検査へと進む。

目覚めたらもうお昼だろうから、幸いバイオプシ無ければ13時から三ノ宮で昼食兼昼飲みになるのかな。

ただバイオプシされてたら最悪。。。