12日(火)は朝からの雨で外出不可能、そこで前回観察会で耳にした「最近の研究によると、マンリョウの葉粒菌は窒素固定していない・・」について調べるべくPCに張り付いた。

 

ずっと以前から、マンリョウ(サクラソウ科)の葉には葉粒菌という細菌が入り込み(親から子へ引き継がれる)、マンリョウがその細菌に糖分を与え、逆に細菌は空中窒素を固定してNH3(アンモニア)に変えてマンリョウにお返しする、マメ科に於ける根粒菌みたいな共生窒素固定菌であると教えられてきたし、実際いろんな本にそう書いてある。

 

ところが2021年に発表された研究によると、DNA配列を基にこの細菌の性質を調べてみたら、葉粒菌に窒素固定能力は無く、代わりに防虫効果もったタンパク質の一種を生成してるらしいとの予測が立てられてるみたいだ。

 

ただし葉粒菌を除去したマンリョウは、いずれも発育不全となり、その役割はいまだ十分な解明には至っていないとも書いてある。

次いでこの葉粒菌はマンリョウだけに付着するのかどうかをググってみたところ、ヤマノイモ科植物にもくっつくみたいだがマンリョウとの関係性とは少し異なってるように思える(難しくて分らない)。

 

お昼前に雨は上がった。

早目に昼食を済ませ、図書館で沢木耕太郎の『ポーカー・フェース』を読み継ぐ。

ところが、眼が疲れると活字の上に白っぽい斑点が浮かんで読み取れなくなる・・これが本式の“目の疲れ”というもんだろうか。

それともこれって、何か重篤な事態が隠れてるんじゃなかろうかと、不安に襲われもするのだが。

 

今日は所属する会の“グリーンサポートチーム”研修会で王子サロンへ出掛ける。

先日、U小学校のサポーター募集が回ってきたのに、新神戸駅から市ケ原へ何やかや説明しながら10名の子どもたちを引率する気力も湧かず、無視状態にしてる。

正味6時間に及ぶサポートは難しくなったから、半日で手伝える部分あれば挙手してみようか、そんな状態の一員である。