17日(土)朝、DVDで『ソ満国境ー15歳の夏ー』を回すことにした。回し始めてびっくり、2015年に公開された文部科学省選定の少年向き映画だと分る・・

1945年夏、ソヴィエトと満州の国境付近へ勤労動員として送られた15歳の少年達が、敗戦により置き去りにされる。

そんな少年たちが辿った苦難の足跡を、現代の少年たちが現地を訪ねて取材しようというストーリーであり、原作者の実話を底本にしておる。

勤労動員の教官はシベリア送りになるし、中には中国で生涯を送ろうと決めた人物もいるのだが、何より悲惨なのは飢えと病に倒れる少年たちの多かったことだろう。

 

2時間12,000歩の散歩に出る。

帰途、図書館に立ち寄って“春の18切符利用”は何処が良いかなと雑誌のページ捲るのだが、帯に短し襷に長しで定まらないまま帰る。

 

所属する会の他班からの連絡により、JT生命誌研究館なるものの存在を教えて頂き、15時から『チョウはどんな世界を見ているか』と題したレクチャーがライブ配信されると知った。

ちょうどこの時間帯に、中学2年生の孫T君が入ってる硬式野球チームの試合もyoutubeでライブ配信中だったが、6-1とリードしてることもあり、どうしてもチョウの世界を覗いてみたいとPCの前に座った。

 

その昔に発行された昆虫図鑑には、「ミツバチには、赤い色は見えません」と書いてある、そんなところから講義は始まった。

 

昆虫における複眼の仕組みとか、電極用いた実験が説明されるのだが、講義の内容はかなりな専門性があって、喰らい付こうにも喰らい付けないではないか・・

 

 

ただ、間違いなくミツバチもアゲハも色覚をもっており、ヒトとは異なり紫外線波長方向へズレておる程度は私でも知ってるが、

 

こうともなれば全く分からない・・

 

 

 

♂は青が好きで♀は赤や黄が好き?と思いきや、それは実験室にあったレモンの木が影響した可能性有りとかで、やはり研究者の視点は鋭く、しかも雌雄で見てる色も異なる可能性ありとする。

 

匂いが無ければ雌雄同じ・・とにかく難しかった60分で解説スピードも速いから、溶け始めた大脳では1割も理解出来なかった。

 

最後に面白かったのは、雌雄ともにお尻で光を感じ取ってる部分。

♂は交尾で♀は産卵に寄与する細胞群を発達させてるのだった。

 

孫T君、4番サード。

犠牲バントを成功させ、ファインプレーあったそうだが、本人も親も快音聞けなかった悔しさ味わったに違いない。そして4月から新入生として中1の孫T君が同じチームに加わるから楽しみは倍加しそう。

 

今日は六甲山GHの駐在当番、双眼鏡持参を忘れぬよう、前夜にリュックに詰めておいた。そして帰りはまた油こぶしかな?

来週19日からの1週間、ずっと降水確率が高い。菜種梅雨は分かるけどこれって気候変動のひとつ?