24日(日)、冷たい空気を突いて神戸市立の鵯越墓園へ出掛けた。

しあわせの村入口にある『鵯越墓園北口』なるバス停で下車し、かなり強い風に向かって20分ばかり坂道を登ってゆくと、両親の墓が建つ“きりしま地区”に着く。

すぐ近くでアオゲラかアカゲラかが、ピューッと笛吹くような声で啼いてるのに、双眼鏡も望遠の利くカメラも持参しておらず悔しい。

 

さて墓前に目を移して驚いた、背後から圧し掛かるように成長してるアカマツの落ち葉が凄いのだ。箒など持参してる訳じゃないから、その松葉を指で拾い集めねばならず、手袋(軍手)外す。

まあそれでも3~40分掛けて周囲よりはマシという状態にまで掃除した。

石組の緩んでる場所がある、近い内に接着剤購入して治療してやらねばならん。

 

墓仕舞いする家が増えたり、合葬墓へ移す人も多いとみえ、墓園は歯抜け状態になりつつある。ここにお墓建てたのは昭和44年の8月だが、当時この墓園でも競争率はなかなか高く、親戚筋三家が横並びに当選した折には喜びあってたものである。

 

掃除を終えた。寒空の下でのバス待ちは敵わんから、しあわせの村へ向かう。

ジャングル温泉が長期休業に入ったからだろう、人出が少ない。

 

立派な芝生のグランドで、小学高学年生と思える子どもたちがサッカーの試合中。

こんな姿見てると、何とは無しに元気貰えるような気がして不思議。

 

さて先日、Coffee Windsさんのブログ記事読んでると、ギンモクセイの果実がUPされていた。キンモクセイもギンモクセイも雄株だけが移入され、実なんて見ること出来ぬものと思い込んでおったが、数は多くないものの雌株があって実を結ぶものがあるんだと教えられた。長さは2cm程度と書かれておる。

 

Coffee Windsさんのブログにも記されてるが、キンモクセイはギンモクセイの亜種?であるらしく、街中で見掛ける大部分が前者であるのは、花の色と数、加えて強い香りによるそうだ。ネットで検索するとキンモクセイの実が出てきた。

ギンモクセイも成熟するとこんな色になるという。

キンモクセイの雌花、これはいくら探しても出て来ない。何故だろう?

 

ギンモクセイの雌株があるんなら、キンモクセイのそれがあっても不思議じゃない、来年以降、少し気を付けて見回したいものである。