19日(火)の『野うさぎ』は I さんにリーダーお願いし、宝塚駅から六甲縦走路を逆走して社家郷山を登ることになった。

メンバー5人、9時に駅を出発し、塩尾寺への長い舗装道路を登る。

全山縦走路を逆行するのは初めてだけど、過去何度かヨレヨレになりながらも下った道とあり懐かしい。道の両脇にはトキリマメやサルトリイバラの赤い実が目立つ。

 

このヒヨドリジョウゴ(ナス科)の実はどうだ! ナス科の草本なれど茎は木質化して頑丈、見事なものである。

 

1時間ばかり歩いてやっとこさ塩尾寺。

 

須磨浦公園を出発してここへやって来るまでの12~3時間は“悪夢”だけど、ここからの下りはやっぱり達成感に包まれたものだ。

 

塩尾寺から岩倉山も急勾配、私などDストックでなければリタイアの憂き目に遭ったかも知れない。

 

有難いことに暫くは緩やかな尾根筋の登りになる。

縦走路だけあって指導標はしっかりしてるみたいだ。

 

 

譲葉山からは30分ばかりの激下りになる。風化した花崗岩の上に落葉が積もってるから、充分な注意しないと転倒の心配がある。こんな折はDストックが有利ではあっても、木の幹掴んだ方が安全という場所が幾つもあって、逆にストックが邪魔になる場合もある。

ヤブムラサキの実がとても魅力的、ついついレンズ向けてしまう。

 

激下りの着地点は“ナダウラ堰堤”だった。

その砂防堰堤から少し下にある焼石ヶ原という河原で昼食になる。

座ってたら寒くなって立ち上がる。

 

この河原から樫ヶ峰へ登り返すのだが、私はもっと楽なもんだと思い込んでた。

ずっと以前になるが、大平山から腐り切った道を下り小笠峠へ降り立った後、この樫ヶ峰へ登り返した経験あるから、内心「んなもの簡単」と思い込んでたフシがある。

 

ところが何の・・ストックに縋ったり木の幹をアテにしたりしながらやっとこせ、社家郷山の一角に登りつけたのだった。対面に大平山、あの少し西側からだったろう小笠峠へ降りたのは。

数えればもう20年も昔の話。

 

キリスト教関連の老人施設“エデンの園”

ここで晩年迎えられるってステータスだったとか、今でもきっとそうだろう。

 

社家郷山とある。

因みに社家郷とは、この山の麓に多田神社とか西宮神社という古い神社が点在しておったところから、地元の人々がそれを敬って名付けた山であったとかなかったとか・・

 

すぐ傍に“樫ヶ峰”とあるから、後の人たちが社家郷山地の最高所にそんな名を付けたものと思われる。

 

樫ヶ峰からもかなり急な階段道を伝つて下界へ向かう。

 

ユズリハ(ユズリハ科)が凄い果実を付けておる。

多分こんなの見るって初めてに違いない。六甲山地にはヒメユズリハが多いけど、高木になるから花も間近に見たことないと思う。

 

14時、宝塚西高校の隣に位置する「ゆずり葉緑地」到着。

阪急バスに乗って逆瀬川駅へ向かった。

 

所要5時間 ヤマップによると7kmで「普通の速さ」だったらしい。

悔しいことがひとつ、せっかく重い単行本をリュックに入れてたのに、手渡すの忘れて持ち帰ってしまった! 連れて帰るってホンマ悔しい・・

 

連荘の山歩きで疲れたけど、今日は「大阪歩け歩け」に参加すべく心構えしてる。

歩け歩けは大部分が平地だから、“魚の目”さえ静かにしてくれてたら大丈夫だろ。