25日(水)、ジャコウソウ(シソ科)がわんさか咲く谷筋を案内して頂けることになった。秋に咲くシソ科植物の中では、キバナアキギリ同様の大きさ誇る花だが、かつて住吉谷とアイスロードでほんの数株しか知らない。

そんなところへ「一面ジャコウソウ咲く谷あり」と言われ、この日案内頂けることになった。

 

ただ、その近くへ向かうバス便が中途半端、そこで8時過ぎにバス停へ着き、周辺歩いて時間過ごすことにする。

赤く熟す豆果はタンキリマメかトキリマメ、これはトキリマメ(マメ科)で間も無く弾けて黒い種子を光に当てる。

 

ヨシノアザミ(キク科)の花にホバリングしながら長い口吻伸ばしてるホシホウジャク、昼間に活動する蛾である。

 

キク科は難しく雑種も多いと聞く。

頭花をいっぱい付けてるのはヤマシロギクと決めつけておる。

 

白花のアキチョウジ(シソ科)が見つかる。

 

アキチョウジは、皺の入った実を萼の中心に据えて天空を睨んでる。

これも雨滴散布なんだろうか。

 

小さな蛾は、余程特徴がしっかり見えなければ撮らないことにしてる。

これは分かるぞと思ったのに・・モンウスギヌカギバかな?

 

神戸市のRDで云えばBランクに相当するが、この谷筋には多いレモンエゴマ(シソ科)。ただし花は既に終わってるようだ。

 

六甲山地で最も早く紅葉する木と言えばこのシラキ(トウダイグサ科)ではなかろうか。日光の当たり具合によって随分色が異なるから、見応えあるイロヅキとなる。

 

秋の写真の楽しみは、もちろん紅葉と木の実であり、光が当たってればついついシャッターボタンを押してしまう。

コバノガマズミ(レンプクソウ科)

 

恥ずかしながら、アキノウナギツカミ(タデ科)の葉がここまでしっかり茎を抱くとは意識してなかった。

 

バスで移動。

谷筋へ入り込み、ひと月も前なら藪蚊やメマトイの急襲受けて立ち往生しかねぬ細い道を行く。

 

おお、足元を這うようにジャコウソウ(シソ科)が茎を伸ばしており、最終盤ながら花も付けておるではないか!

 

 

 

花色や葉柄に対する花柄の長さからすると、タニジャコウソウではなくジャコウソウに違いない。ちょっと大袈裟な表現用いれば「ジャコウ谷」「ジャコウソウ谷」で、斜面全体にこの草本が繁茂・・

いやいや、大いに感動して引き返すことになった。

 

案内者と別れ東へ歩き、この神社の日陰でおにぎりとパン食べる。

 

郷社ながら年に何度かは“お祭り行事”開催してるから、古くからの信仰集めてるんだろう。

 

小学校時代、バケツぶら下げて小鮒釣りに出掛けたこと思い出す。

こんな光景が至る所に広がってた。。。

 

残念ながら田畑全体に草刈りが入ったばかり、見るべきもの無いままに東へ歩く。

左手の山は“稚児ヶ墓山”であり、中央のは“花折山”だろう。

 

大きな甘柿らしきもののすぐ隣に

 

小さな渋柿みたいなのが鈴生りになってる。

 

どう見ても1本の柿の木で、左の幹が大きな柿で右のが小さな柿。

台木に接木したんだが、台木の芽吹きもどんどん生長してこんな風になったんだろう、面白い。

 

何とか手元に置いて、チョウ同定の参考にしたいと思ってたハンドブックだが、思わぬ方から「2冊あるから進呈しよう」と連絡頂いた。出版は2009年と古いハンドブックで現実的には入手困難、有難く使わせて頂くことにした。

Yさん、ほんとに有難うございます、大事に使わせて頂きます。

因みに表紙のシジミチョウは「ウラキンシジミ」・・ウラギンならいっぱい飛び回ってるけどウラキンは知らず。また“励み”が出来た。