コロナ前まで、Wさんから呼び掛けを戴き、何年か網振った時期があり、それを機会に“ムシの美しさと巧妙なつくり”に感動したのは事実だけど、まさかそれが『虫の観察会』サポート係に結び付くなんて想像もしてなかった。

当時はあくまで個人的な“お遊び”に終わっても差し支え無かったが・・・

 

25日(金)は、来週30日(水)に実施される『虫の観察会』の下見。

せめてこれくらいには参加しとかねば顰蹙もの、何の役に立つとも思えぬままに集合地点の奥須磨公園へ向かった。

 

だから正直なところ、「このくそ暑い中で・・」という思いが垂れこめていたのだが、この日のリーダー努めて下さるHさんの話は、『カシノナガキクイムシはカシの仲間ばかりじゃ無く広く広葉樹にも潜り込むのだが、カシも含め害虫を追い遣る仕組みももっておる。それが樹液の分泌なんだ』から始まって目が覚めた。

私の理解が間違ってるかも知れないが、カシも含めた樹木は虫の侵襲を防ぐ目的で樹液を分泌し、その樹液で虫を外部へ押し流そうとする。樹液には虫に対して有毒に作用する物質が含まれてる上に、樹液が乾燥したり成分が重なり合ったりするとヤニ状の『樹脂』となって虫を閉じ込めてしまう・・・

それに何らかの力が働き、100万年程も地中で経過して石化したのが琥珀だと。

 

樹木が樹液を分泌してるのは常に見てて、特にスズメバチの仲間が集まってたら慌てて通り過ぎようとする。今回はそんな樹液に近付き、実に多種類の昆虫どもが“わき目も振らず”吸ったり舐めたりする様子を見る。

 

初めて気付いた酸っぱい匂い。

コナラやクヌギなどの木々が自分の傷を癒すために分泌する樹液が発酵し、アルコールの香りを放ってるのだ。これら多くの虫たちは、私同様に酒場へと引き寄せられてるというんだから面白い。

 

ただ・・・今まで聞いたことも無い名前が次々に。

ルイスコオニケシキスイにボクトウガの幼虫とか・・・どうせ頭に入らないんだから適当にパスせねば疲れるだけ。

 

オジロアシナガゾウムシ、これは名前通りの姿だろう。

 

コフキゾウムシはクズ(マメ科)の葉を好んで食べる、端っこばっかり。

 

ふむふむ、樹脂が虫を閉じ込めて殺す・・

そう思えばみんな琥珀色に見えるではないか!

 

ずっと前に習ったタイワンウチワヤンマ、確かに小さな団扇を広げておる。

このウチワがもっと大きく、そのウチワに黄色い紋が入ると在来のウチワヤンマ、懐かしく思い出す。

 

 

アオカナブン?  シロテンハナムグリ?

 

高いところだったから、ミスジチョウの仲間かと思ったが、こうして見るとゴマダラチョウだと分かる。もちろんスズメバチの仲間もいっぱい!

 

こらは私が得た琥珀の原石、中には1匹のカシノナガキクイムシが封入されておる。

 

いやいや皆さん、「本日の収穫はこれ!」と感動されてた、Hさんのお陰である。

 

100万年後にはこうなる可能性を秘めてる。

 

男前‼

 

疲れ果て、BBQ広場でお昼。

お昼済ませて8月30日(木)の本番へ向けての打ち合わせ、13時解散になった。

 

奥須磨公園からの交通機関は不便。

Yさん・Tさんの3人で須磨離宮公園経由して板宿駅方向へ歩く。

真昼間・・Tさんと2人で板宿駅に近いO店へ入り生ビールからスタートした。