1日(土)、出ようとしたら雨になり、家に戻れば止むという、誠に意地の悪いお天気になった。どうしても済ませておきたい用件があり、1時間ばかり急ぎ足で往復したのだが、この間も小さな雨粒に祟られた。

 

DVDで、何とも凄いドキュメントを観てしまった、『ダーウィンの悪夢』

2006年のイギリス映画で、ビクトリア湖に接するタンザニアの悲劇を描いてる。

人類発祥の地とされるアフリカ大地溝帯が形成した、アフリカ最大の面積(九州の2倍・琵琶湖の200倍とされる)を誇るビクトリア湖に、或る時何者かがナイル川原産の巨大肉食魚ナイルパーチを放流した。

ナイルパーチは体長2m超にもなり、大きなものの体重は200㎏に達するから、

“ダーウィンの箱庭”と称されるほどに固有種が豊富なビクトリア湖の生態系は一気に様変わりしてしまったのである。

 

問題はそれで終わった訳ではない。

ナイルパーチはスズキに似た淡白な味とあって、ヨーロッパやアジアの資本による加工工場が稼働して、欧米・日本を中心に世界各地へ輸出されることになった。

一方、漁労や加工場には安い賃金で現地人が雇われ、仕事に恵まれぬ多くの現地人はナイルパーチの加工残骸を奪い合うようにして食べながら命をつないでおるのだ。

 

その凄惨な現実を映し出したドキュメンタリー映画には、実際目を覆いたくなってしまうし、グローバル経済という怪物にゾッともさせられる。

白身魚をフライで食べる・・私の大好物だから、既に何度も何度もビクトリア湖産のナイルパーチを口にしたことだろう。

 

この映画にも出て来たが、藻やプランクトンを食べてた在来種の多くが絶滅したこと、汚水処理施設の不備などにより湖の汚染が進み、漁獲量は激減しつつあるらしい。しかし、国にとっては重要な輸出産業とあって、漁獲量や汚染状況は外部に出さないようにしてるとも・・

 

今日はJR武田尾周辺で、他班による会員向け観察会が実施されるんだけど、まだ前向きになれぬ精神状態にあって困ってる。今の今も「どうするん?」と自分に問い掛けてる有様だから情けない。

 

有難いことにここ10日ばかり前から、全身的な“痒さ”は一時の半分ほどになったので、その点では随分楽になってはいるものの、心の回復が追い付かない。。。

まだまだ“ぶり返しとか再発”への恐怖が去らぬのが大きな原因だろう。