7日(日)はGWの最終日であり、所属班担当の『自然観察会最終下見日』にも当たってたが雨。観察会は中止になったので、それ相当の準備に励んで来られた方にとっては少しお気の毒かな、まあ来週の本番時まで熱を冷まさぬようにと言う外無い。

 

さて春の野山を歩いてて、キンランやギンラン、そしてササバギンランなんかと出遭えれば、もうそれだけで“今日は収穫あったな”と思える一日になる。つい最近、そんなギンランやキンランの花が“距”を持ってると教えられたから驚くではないか。

“距”っていう植物用語でさえ知らなかった10数年以上前は別として、植物観察をメインに据えようとしてきた割に、一向に観察眼の育っていない自分に気付かされたのだ。

 

“距”っていうのは、花が昆虫を引き寄せるために蜜を蓄えてる部分であり、この“距”を特異に発達させることによって植物が、吸蜜に訪れる昆虫を選んでることになる。“距”を発達させた植物の代表としては、スミレ・イカリソウ・ツリフネソウなどが頭に浮かぶものの、ラン科の花にそんなのが備わってたなんて、目から鱗そのものの経験させて貰うことになった。

 

これはギンラン(ラン科)の花。

良く観れば下方に突き出してる距がはっきり見える。

 

次いでキンラン(ラン科)、ギンランに較べれば短くて見つけ難いが、それにしても明確な距を備えておる。

 

これは紹介されて私が撮った写真だが、教えて貰ってなかったら、「早くもギンランが咲いてた」なんてBLOG UPしたに相違ない。

 

ところがよく見ると、この花には距が無いのだ。

この写真では分かり難いが、いくらトリミングしても距は見出せない。これは超稀少種とされるクゲヌマラン(ラン科)らしいが、近年市街地で見つかることもあって移入種との疑いもが浮かび上がってるみたいだ。DNA解析ではどうなってるんだろう。

 

いずれにしてもである、ギンランやキンランに距が形成されてるなんて夢にも思ってなかったから、今年出逢えばしっかり距の有無を観てクゲヌマラン発見に努めたい。

 

夕刻から三ノ宮で“偲ぶ会”、11名で4時間。

この日は特に痒みが酷く、話題に入ってゆけなかった・・