前日、DVDレンタル店で借りるの選んでたら、『蠅の王』というのが目に入った。
まだ現役時代の頃、人に勧められて文庫本で読み始めたのだが、どうも面白味が湧かず途中で投げ出したの思い出し、映画なら最後までと借りてきた。
12日(水)は先ずその映画を観ることにする。1989年製作のイギリス映画。
飛行機の墜落により無人島に漂着した24人の少年達は、年長のラルフを隊長に選び、一種規律ある集団として救出を待つことになった。ところが日が経過するに従い人間の欲望が剥き出しとなって、少年ジャックは隊長のラルフの追放を企てたり、仲間を殺すという行動に走ったりもする。
予報は当たり、お昼から雨は止んで幾分空も明るさを加えてきた。
我が家のすぐ近くには昭和レトロな家並みが残ってる部分があり、その一角に1本の大きなシキミ(マツブサ科)の木が花をつけておる。
花弁と萼を合せれば10数個(区分は難しい)、多数の雄しべと8本の雌しべをもっておる。全草有毒であるが猛毒なのは八角に似た果実部分で、有毒成分はアニサチンやネオアニサチンなる神経毒、植物界で唯一“劇物”指定されておる。名の由来は「悪しき実」と言われることが多いようだが、学者さんは“説得力に乏しい”と仰る。
シキミ、万葉の古名は「之季美」で、これに樒なる漢字が与えられたとか。
シキミは年中美しい緑色の姿してるので“四季美”、葉の茂り方が密なので“繁芽木(しきめき)”、四季に芽が出るところから“四季芽”という説もある。一方果実が重なって付くところから“敷き実(重実)”なんて説もあるようだが、これもちょっと説得力に欠けると学者さん。
いまあちこちでシキミの花が目立つのに、日本ではこの花の実による中毒は意外と少ないらしい。何故かと言えばこの木、昔から葬式とかお墓で用いられてるから、やっぱり口にはし難いんだという。


