23日(木・祝日)に六甲山記念碑台ガイドハウスを訪ねようとは随分な前から決めておった。この日は私を植物の世界へ引っ張り込んで下さった“自然案内人の会”Y師匠の当番日で、GH駐在を業務とする“山の案内人の会”も併せて退会される可能性が高いと予測されたからだ。両案内人の会から抜けてしまったら、なかなか顔合わせる機会とて無くなってしまう。
ところが私の体調不良・・前夜になっても“果たして行けるかな?”と自信が無い。
そんなところへNさんからのメール、「無理せずともいいが、行けるなら行こう」
この一行で結論が出た、「そのつもり」と返信。
曇り空の神鉄有馬口駅を9:30出立、逢山峡を東へ歩き“誰もが知ってる秘密の花園”を覗いたら、小さな春の妖精セリバオウレンの花が点々と咲き始めておる。
さて10日後くらいに一面に花咲かせる感じかなと言いつつ谷を詰める。
丸々三日間歩いていない私からすると、ここから始まるシュラインロードの階段登りは大変辛い、同行者との会話を断って黙々一人歩き、それもストックに縋りつつ。
ほぼ階段登りを終えたところに前鬼さんと後鬼さんを祀る破れ東屋。
時計に目を遣れば11:30、有馬口駅からちょうど2時間とあればそんなに遅いペースじゃない、何とは無く気分良くなって「座り休憩不要」と前進を決めた。
カヤランの存在を知らないと仰るので2株を紹介しておく。
花が咲いたら目立つ、間違いなく無くなってしまうだろう。
10羽ばかりのウソが飛び交ってるがレンズの範囲に入ってくれずヤマガラで我慢。
後に聞いたところではアカウソという仲間で、ウソより赤い喉元なんだそうである。
記念碑台の一角でパンを齧って薬を服用。そうこうしてたら風が強くて寒くなった、GHへ入ることにする。 駐在を交代されてるかもとの不安あったがYさんが駐在されてい、やっぱり「今日を最後にここも退会」と仰るではないか。そんなところへケーブル利用で駆けつけた?Nさんも加わり、退会を惜しむ会話が1時間ばかり続いたのだった。
Yさん含めた4人でゆっくり“油こぶし”を下ってケーブル下、そこからバスでそれぞれ帰途についたのだが、背中押してくれたNさんのお陰で「やはりGH訪ねて良かった良かった」と乾杯して電車に乗った。
それにしてもである、Yさんの植物に関する深い知識が“利用”できなくなるのは、言ってみれば我々の小さな不幸だから、何とか何処かで活躍されることを祈らねばならない。





