28日(土)、朝方は暑い雲に覆われてた空が急に明るくなったので、ちょっと寒いけど森林植物園でトラツグミなどを探すべく家を出た。ところが駅までの僅かな、しかも平坦な道路歩くだけで心臓が圧迫されて息苦しさ感じるから、この分じゃ山田道だって歩けそうにないと方向を変え、一番登り易い飛龍寺経由で高取山を登ることにする。
しかし40分ばかり歩いたところで益々圧迫感は強まり、まさか倒れなどしないだろうなという不安感さえ覚えるから、ここは無理すまいと引き返すことになってしまった。どんどん気温は上がって快適な陽だまりなのに・・・結局午前中はDVD回して『三たびの海峡』
1995年公開の作品で、戦争中の朝鮮人徴用工問題についての映画。
日韓両国の間に横たわる歴史的な悲劇が生々しく語られ、当時の日本人が如何に差別意識を強くしてたかが分かって空恐ろしい。
見渡せば、このような悲劇は過去幾らでも見出すこと可能だろう。被害者という立場からすると、ソ連に抑留された日本人は、これにも増して過酷な年数を送ったことだろう。
三国連太郎の、感情に走り過ぎぬ演技は秀逸と言えるし、一部撮影が韓国で行われたというのも意義ある部分だと思う。
次いで読みかけてた星野道夫の『旅をする木』、Nさんからお借りしてる文庫だ。
前にも少し書いたが、星野道夫は16歳時に単独でアメリカへ渡って2週間ばかり放浪生活を送ってる。そして大学卒業時にはアラスカで暮らすという人生の方向を定め、その準備として写真の修行を重ねたという。26歳で実際にアラスカへ渡り、以降18年間暮らしたのだが、突然ハイイログマに襲われて亡くなってしまった。
彼は行く先々で多くの人と出会い、その出会いが宝物になってる部分に驚かされる。
それらの人々と、或いは一人風景の中に立ち、如何に良い時間を過ごしたかを報告するエッセー集と言える。

