15日(火)、何ヶ月ぶりかで『草の観察会』に参加させて貰った。
神戸からすると北西方向にあたる場所なんだけど、沢山の稀少種を案内して貰ったものでどう書いて良いものか逡巡する。 そう、ここ掘れワンワンで“大判小判が・・”だった。
電車を乗り継ぎ9:30過ぎに集合地点到着、総勢30数名で10時に歩き始める。
解説者2名に従者がこの数・・またまた今回も聞き漏らす場面多いだろなと、正直なところ気合が入らない。
観察抜きで“現地”へ1時間ばかり、当然解説者に思うところあってのことである。
その途中で見たのはノゲイトウなるヒユ科植物で、熱帯アジアに自生するのが園芸種として持ち込まれたみたい。
途中にもまだ、如何にも園芸種の逸出というのが幾つか見受けられた。
主たる観察地点Aに到着。
ガガブタ(ミツガシワ科)はスイレンに似た葉を付けるが、スイレンと違ってるのは茎と葉柄だったかな。。
始めて観るタチモ(アリノトウグサ科)。 立ち上がってる藻という感じからきた名前だろう。
アリノトウグサと何処がどう似てるのかさっぱり分からない。
ちゃんと花が咲いており黄色い葯が目立つ。
そう言えばアリノトウグサは紅葉時分にしか注目してないな。。。
本体はうまく写っていないがサワトウガラシ(ゴマノハグサ科)の花。 元来は水田雑草だったらしいが現在では目にすることも少ないという。 唐辛子に似た果実をつけるとの説明だった。
これも稀少種ホソバヘラオモダカ(オモダカ科)。 僅かの風で揺れる細い茎、コンデジで撮るのは難しい。
タイワンウチワヤンマだろう。 温暖化でどんどん北上してると聞いた覚えある。
ミズユキノシタはアカバナ科で、これもちょうど花が咲いてる。
4数性なんかな、雄しべが4個あり萼も4裂、花弁は退化してる。
ヒレタゴボウに似たチョウジグサ(アカバナ科)、何度も観てるのに覚えられないのは湿地へ出向くチャンスが少ないからと自らを慰める。
果実が香辛料丁字(チョウジ)の花に似てるところからの命名。 ちなみにヒレタゴボウは丁子に翼みたいなのが付いてるの思い出した。
カンカン照りになったから、雨傘を日傘代わりに使う人も。 いや、今時の傘は晴雨両用であり私のもそうだった。 男性は日傘使わぬ場合多いから、ついつい持参しながら使い忘れる。
主たる観察地点B
その手前の日陰で昼食となった。 目の前にサワヒヨドリが咲いてて、葉裏へルーペ当てるも腺点など見えはしない。後刻知ったのは、ヒヨドリバナ・サワヒヨドリ・キクバヒヨドリは腺点ありなんだけど、×8や×10のルーペでは見え難いのだった。 ×30の買わねばならん。
(サケバヒヨドリとフジバカマには腺点無し)
ヤマハッカ(シソ科)。 ヒキオコシの仲間とあり葉を噛めば苦い。
ハッカとはいえミントの香りはしなかった。
そのヤマハッカの花、やっぱりシソ科典型の形しておる。
これも名前聞くさえ初めてのサワシロギク(キク科)
花だけ見たらシラヤマギクと何処が異なるのか私には分からない。
Tさん、「葉っぱが全然違うだろ」 確かにその通りで全体に目が届いていないと痛感。
痛くないアザミはタムラソウ(キク科)、これを観るたび初めて伊吹山登ったの思い出す。
25年ばかり前の5月の連休中で、強烈な光線受けて耳の裏側の皮膚まで水膨れという傷負ったのだ。 伊吹の登山は後頭部からやられる・・・
本日のメーンエベント! ミズトンボ(ラン科)だ。
ここに咲いてるだろうとは事前に聞いてたが、これほど豪勢に咲いてるなんて夢想だにしてなかった。 ただとにかく光が強く、私の腕でカメラ操作は無理、みんな色飛びしてしまうのだ。
ただこれだけは譲れない、裏側にメモ帳立ててピントだけは合わせておく。
直射日光下の気温は恐らく31℃とか32℃だろう、後頭部が熱せられ、このミズトンボでゲームオーバーとしたくなる。 晴天は有難くても高温はグツ悪い。
移動する途中で手渡された花はツユクサ科のイボクサ、この頼りなげな色は庇護したくなる。
大勢の参加者だから、聞き逃してる草も少なくない。
もっともこれ以上聞いたところで溢れ零れるだけだから同じようなもの、Tさんとトットトット歩いて駅へ向かったのは只々ビールの自販機目的、なのに全然ありゃしない。
対面からご婦人が来られたので思わずTさんに「聞いてみなよ」
悔しいかな「もひとつ向こうの駅でないとありませんね」との答え。
観察については十分な満足得て神戸へ向かった。
乗車証を扱い違えたもので駅で修正受け・・・ やっぱり一杯飲んでやろうと東へ歩いてビール&ハイボール、おアテはマグロと“上海焼きそば”にした。
誠に結構な一日が過ごせたから、健康の有難さと共に仲間を得た喜びを思わずにおれない。

















