朝早くにカーテンの隙間から陽が差し込み、日の出とともに目覚めてしまう。
30日(木)もそうで、昨夜遅かったのに5時半にもなればもう眠っておれずゴソゴソ起き出してコーヒー淹れる。
blog書いたり翌日のM小学校GSの準備してから朝食で、ニュースにも目通したりしてたら8時になった。 さて今朝は湿度が低く気温も低めだから快適・・そんな気持ちでおったところ、ん? 数日前に私が属す班のH班長さんからショートメールが入ってたなと思い出した。

ケータイを見てビックリ、何とこの日に観察会の下見するぞと連絡を貰ってたのである。 慌てて電車やケーブルの時刻表を調べたら、ああもう間に合う時刻じゃない。 ケータイやPCにメールが入れば、結構こまめに手帳にメモするのに、今回はすっかり失念しておったから残念と言えば残念なことになった。

そこで単独でどっかとも考えたが、まあ翌日は摩耶山中腹までの引率があるからと本へ切り替えることにする。
Tさんお勧めの辻原 登『許されざる者』、どう考えても面白さが伝わってこないままにやっと上・下を読み終えた。 ほんとにやっとという感じだからここだけの話、少々時間の無駄遣いしたような気にもなる。

史実とは大きく異なるが、明治時代の後期、日露戦争と社会主義の台頭を描きつつ、そのような世相の中に大逆事件で刑死した人物をモデルに取り込み、一方で主人公の恋愛(不倫)を絡ませる娯楽大河小説とでも言えようか。
一体全体誰が“許されざる者”なのかも良く分らず、登場人物の大多数がその範疇に入ってしまう? 

もっともこの辻原 登という作者は「村の名前」で芥川賞、「飛べ麒麟」で読売文学賞、「遊動亭円木」で谷崎潤一郎賞、「枯葉の中の青い炎」で川端康成文学賞 「韃靼の馬」で司馬遼太郎賞など各賞を総なめしてて、この「許されざる者」も毎日文芸賞などと言われたら、もう自身の様々な能力を疑う外に無いのかな?

この本読んでて唯一の発見はウバメガシ(ブナ科)の名の由来だ。
ウバメとは姥の目からきてると思ってたけど、和歌山県では馬目樫、これはモライであるな。